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2019年12月03日 令和元年第5回定例会(第2号) 本文
2019年12月03日 令和元年第5回定例会(第2号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2019-12-03
    2019年12月03日 令和元年第5回定例会(第2号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2019年12月03日:令和元年第5回定例会(第2号) 本文 (380発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (二日目)           開議 午前十時〇九分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和元年十二月第五回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  議会運営委員会の結果について報告を求めます。  議会運営委員長 後藤竜也君。 ◯議会運営委員長(後藤竜也君)皆さん、おはようございます。議会運営委員長の後藤竜也でございます。  議会運営委員会の結果について御報告いたします。  本日、議会運営委員会を開催し、本日の議事日程の追加等について協議いたしました結果、執行部より提出のありました追加議案 議第百三号から議第百十一号までの議案九件を本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。  なお、変更後の議事日程につきましては、お手元に印刷配付のとおりであります。  以上で、議会運営委員会の報告を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)本日の議事日程は市政一般に対する質問となっておりますが、ここで議事日程の追加についてお諮りいたします。  ただいま、市長から印刷配付の追加議案書のとおり、議第百三号から議第百十一号までの九件が提出をされました。  この際、議第百三号から議第百十一号までの九件を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」との声あり) ◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。  よって、議第百三号から議第百十一号までの九件を本日の日程に追加することに決しました。
     なお、変更後の議事日程は印刷配付のとおりであります。   ~ 日程第一 追加議案一括上程(議第百三号~議第百十一号) ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、議第百三号から議第百十一号までの九件を一括上程し、議題といたします。  提案理由並びに議案の内容についての説明を求めます。  宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  議第百三号から議第百十一号までの追加議案の提案理由について御説明をいたします。  議第百三号は令和元年度宇佐市一般会計補正予算第四号(案)でございますが、補正額は六百五十万円の増額で、累計予算額は三百六十億三千二百六十万円となります。  今回の補正予算(案)は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて市議会議員、市長、副市長及び教育長の期末手当の額並びに職員の給料、勤勉手当の額を改定するなどに伴う予算を追加するものであります。  主な歳出補正の内容につきましては、市議会議員に係る期末手当が四十七万五千円、特別職及び一般職に係る期末勤勉手当が五百九万千円などの増額となっております。  議第百四号は、宇佐市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についての件でございますが、これは地方公務員法の一部改正に伴い、会計年度任用職員の給与及び費用弁償について必要な事項を定めるため、制定をするものであります。  議第百五号は宇佐市職員の分権に関する手続及び効果に関する条例等の一部改正についての件でございますが、これは地方公務員法の一部改正に伴い会計年度任用職員に係る規定の整備を行うとともに、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。  議第百六号 宇佐市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議第百七号 宇佐市特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて市議会議員、市長、副市長及び教育長の期末手当の額を改定するため、改正を行うものであります。  議第百八号 宇佐市職員の給与に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて職員の給料、勤勉手当の額を改定するため改正を行うものであります。  議第百九号は宇佐市社会教育集会所条例の一部改正についての件でございますが、これは宇佐市安心院地域複合支所の建設に伴い、下毛集会所の位置を同支所内に変更するため改正を行うものであります。  議第百十号は宇佐市公民館条例の一部改正についての件でございますが、これは宇佐市安心院地域複合支所の建設に伴い、安心院中央公民館の位置を同支所内に変更するとともに、施設等の使用料を改定するため改正を行うものであります。  議第百十一号は訴訟上の和解についての件でございますが、これは福岡高等裁判所において継続中の損害賠償請求控訴事件について訴訟上の和解をしたいので、議会の議決を求めるものであります。  以上をもちまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。  よろしく御審議のほどお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で提案理由並びに議案の内容についての説明を終わります。   ~ 日程第二 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第二、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和元年十二月三日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二十一番  │一、緊急性の低い不急の一一九番の実態   │市長、教育長┃ ┃永松 郁君 │ は。また、救急車両等が現場に到着する  │および   ┃ ┃      │ までのレスポンスタイムに遅れが生じて  │担当部課長 ┃ ┃      │ いるか。                │      ┃ ┃      │二、廃プラスチック類等に係る処理の宇佐  │      ┃ ┃      │ 市の取り組みについて。         │      ┃ ┃      │三、食品ロスの削減の推進に関する法律の  │      ┃ ┃      │ 成立に伴う、宇佐市の取り組みについて。 │      ┃ ┃      │四、介護の予防や自立支援に成果を上げた  │      ┃ ┃      │ 自治体に、手厚く配分を大幅拡充させる  │      ┃ ┃      │ 方針だが、認知症予防、要介護度の維   │      ┃ ┃      │ 持・改善に向けた宇佐市の取り組みにつ  │      ┃ ┃      │ いて。                 │      ┃ ┃      │五、宇佐市の河川改修計画は。       │      ┃ ┃      │六、危険ため池の整備計画は。       │      ┃ ┃      │七、各小学校にて、フッ素を用いた「うが  │      ┃ ┃      │ い」が希望者において実施されている成  │      ┃ ┃      │ 果は。また、問題点は。         │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃九番    │一、防災・減災対策について        │市長、教育長┃ ┃河野睦夫君 │ (1)避難情報と避難行動の対応を明確にし  │および   ┃ ┃      │  た五段階の警戒レベルが設定されてい  │担当部課長 ┃ ┃      │  るが、情報の伝達方法と課題は。    │      ┃ ┃      │ (2)防災情報システムの整備計画の内容と  │      ┃ ┃      │  課題は。               │      ┃ ┃      │ (3)土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指  │      ┃ ┃      │  定状況とハザードマップの更新状況   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (4)災害時において被災者救援及び応急対  │      ┃ ┃      │  策活動に協力していただく事業所等の  │      ┃ ┃      │  登録制度として「宇佐市災害時等協力  │      ┃ ┃      │  事業所登録制度があるが、登録事業  │      ┃ ┃      │  所数と協力内容は。          │      ┃ ┃      │ (5)避難行動時の要援護者の実態把握と個  │      ┃ ┃      │  別援助計画は。            │      ┃ ┃      │二、児童虐待防止対策について       │      ┃ ┃      │ (1)市内における児童の虐待件数と対応内  │      ┃ ┃      │  容は。                │      ┃ ┃      │ (2)これまでの防止対策、取り組み内容   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (3)虐待の早期発見のため、保育現場や学  │      ┃ ┃      │  校現場との情報共有や、児童相談所、  │      ┃ ┃      │  警察等の関係機関との連携は。     │      ┃ ┃      │ (4)子育て世代の保護者への支援体制は。  │      ┃ ┃      │ (5)虐待の発見には市民からの情報も不可  │      ┃ ┃      │  欠である、市民への啓発や周知の取り  │      ┃ ┃      │  組み状況は。             │      ┃ ┃      │三、教育環境・施設整備について      │      ┃ ┃      │ (1)二〇二〇年度からすべての小学校にお  │      ┃ ┃      │  いてプログラミング教育が必須とな   │      ┃ ┃      │  る。パソコン、タブレット、ネットワ  │      ┃ ┃      │  ーク等、必要な環境を整える必要があ  │      ┃ ┃      │  るが、整備状況は。          │      ┃ ┃      │ (2)小中学校の体育館の水銀灯が切れてい  │      ┃ ┃      │  るものが見受けられる。交換状況と、  │      ┃ ┃      │  LED化への対応は。         │      ┃ ┃      │四、健康増進対策について         │      ┃ ┃      │ (1)「骨髄バンク」のドナーとドナーを雇  │      ┃ ┃      │  用する事業所への助成金事業の内容と  │      ┃ ┃      │  実績は。               │      ┃ ┃      │ (2)特定検診、がん検診の受診率向上の取  │      ┃ ┃      │  り組み状況と課題は。         │      ┃ ┃      │ (3)高齢者等の肺炎球菌のワクチン接種費  │      ┃ ┃      │  用の一部助成について、接種率と課題  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、宇佐神宮周辺景観まちづくりについて  │市長    ┃ ┃井本裕明君 │ (1)ハード整備が本年度末百体社側を残し  │および   ┃ ┃      │  完成する中、地域における今後の取り  │担当部課長 ┃
    ┃      │  組みについて。            │      ┃ ┃      │ (2)宇佐神宮、宇佐商工会議所、宇佐市観  │      ┃ ┃      │  光協会等との連携取り組みについて。  │      ┃ ┃      │二、農業振興について           │      ┃ ┃      │ (1)大規模圃場整備事業の現状について。  │      ┃ ┃      │ (2)水田から畑地化の現状について。    │      ┃ ┃      │三、矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレ  │      ┃ ┃      │ ンジ道路について            │      ┃ ┃      │ (1)現状と今後の取り組みについて。    │      ┃ ┃      │ (2)正月の雑踏防止の現状と今後の取り組  │      ┃ ┃      │  みは。                │      ┃ ┃      │四、学校での草刈り作業について      │      ┃ ┃      │ (1)草刈り作業後の草の処理について。   │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、長洲の八間道路から長洲漁港の通りに  │市長    ┃ ┃吉田泰秀君 │ 鮮魚や乾物(干物)など長洲の魚を販売  │および   ┃ ┃      │ する所や、食事の出来る所を作れない   │担当部課長 ┃ ┃      │ か。                  │      ┃ ┃      │二、宇佐市三大祭りのひとつでもある宇佐  │      ┃ ┃      │ 市みなと祭りや、長洲葵祭りが少子高齢  │      ┃ ┃      │ 化や資金不足等により祭りの存続が厳し  │      ┃ ┃      │ い状況にあるので、補助金等を投入して  │      ┃ ┃      │ 残していく方法はないだろうか。     │      ┃ ┃      │三、防災に関すること           │      ┃ ┃      │ (1)防犯無線が聞こえづらいとの声が多い  │      ┃ ┃      │  が、その対応は。           │      ┃ ┃      │ (2)近年の大雨や台風など、災害規模が大  │      ┃ ┃      │  きくなっていく中で危難訓練など各自  │      ┃ ┃      │  治体と連携して行ってはいかがか。   │      ┃ ┃      │ (3)災害時に消防団との連携や連絡を、今  │      ┃ ┃      │  まで以上に強化は出来ないか。     │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)まず、二十一番 永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)おはようございます。二十一番の永松 郁でございます。  私、まず一日の始まりが朝起きて新聞を読んでということで、いつもBSで七時三十分から朝の連ドラを見させていただきます。それから七時四十五分になるとこころ旅というのが始まります。今週はこころ旅が大分県の番で、今日真玉の粟島神社から呉崎の猫石まで行く旅が放映されておりました。聞くところによりますと明日はですね、院内の鳥居橋の横を通って安心院のほうに向かって、よっちゃん食堂で食事をするらしいでございます。ぜひ、議員の皆さん方、執行の皆さん方、時間があればこころ旅を見ていただいて、宇佐市のPRになると思いますので、見ていただければと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思いますし、この議会棟で行う最後の議会となりました。  中本議員もフェイスブックのほうで書いておりましたが、この議会棟は合併してでき上がりまして、建設したのはもう今は亡き東海興業という大手ゼネコンがたしか建てたと思っております。児玉誉士夫さんとも関係があった企業ではなかろうかと思っておりますし、ちょうどですね、私が議会一期目のときですね、事ありまして初代山口市長の実家にお伺いすることがございました。  中本議員のフェイスブックの中にも書いておりましたが、当初ですね、設計というかプランが上がったときに庁舎の中に議会棟がある予定でございました。初代の山口市長がやはり議会と執行は相反するところも必要だ。議会棟は庁舎とは別に作る必要があるということで、このような議会棟、庁舎が別になった建物を建てたというような話を聞かさせていただきましたし、やはり議員の本質というのは行政のチェック機関でもございます。あるところは行政と相反する、そしてまた、行政と助けながら市政を運営していくことも必要ではなかろうかと思っておりますし、昨日ありました今年の流行語大賞でONE TEAM、ラグビーワールドカップに関しまして生まれた言葉でございますが、やはり議会、執行がONE TEAMになって宇佐市発展のために、そして来年度からは一月六日より新庁舎がオープンいたしますし、新庁舎の今後の皆さん方の活躍を祈りながら、十二月議会の一般質問に入らさせていただきます。  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  一点目。緊急性の低い不急の一一九番の実態は。また、救急車両等が現場に到着するまでのレスポンスタイムにおくれが生じているのか、お伺いいたします。  二項目めに世界的な問題にもなっておりますが、廃プラスチック類に係る宇佐市の取り組みについてお伺いいたします。  三項目め。食品ロス削減の推進に関する法律の成立に伴う宇佐市の取り組みについてお伺いしたいと思います。  四項目め。介護の予防や自立支援に成果を上げた自治体に手厚く配分を大幅拡充させる方針だが、認知症予防、介護予防の維持、改善に向けた宇佐市の取り組みについてお伺いいたします。  五項目めは、宇佐市の河川改修計画についてお伺いいたします。  六項目め。危険ため池整備等の改修計画等についてお伺いいたします。  最後に、七項目め。各小学校においてフッ素を用いたうがいが希望者により実施されている成果、また問題点等についてお伺いいたします。  以上、七項目にわたり質問しておりますので、明快なる答弁を期待しています。  以上で一回目の発言を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、永松 郁議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二十一番 永松議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、認知症予防、要介護度の維持・改善に向けた取り組みについてでありますが、まず認知症予防の取り組みにつきましては現在二十カ所の小学校区で地域型認知症予防プログラムが開催され、二百九十四人が参加しており、宇佐市社会福祉協議会が教室の運営を支援しております。また毎年開催している認知症を知る講演会や認知症サポーター養成講座において予防法を含め、啓発をいたしております。  次に、要介護度の維持・改善に向けた取り組みにつきましては、居宅介護支援事業所並びに地域包括支援センターケアマネージャーが作成したケアプランについて、ケアマネージャー一人一人と対面でケアプランの内容や要介護者の状況などを聞き取り、介護保険法にうたわれている自立支援、要介護状態等の軽減や悪化の防止に資するものとなっているか、点検指導を行っております。  また市内の通所介護事業所では利用者が身体機能や生活機能を維持向上させるために、機能訓練や生活指導を行っておりますが、単に運動を行うだけでは不十分で、筋力やバランス機能等がなぜ低下してしまったのか、その要因を分析し、栄養状態の改善等も含めて効果的な方法を取り入れていくことが重要であります。そこで、本市では平成二十七年度より通所介護事業所へおおむね四カ月間の期間で理学療法士を五回、管理栄養士、歯科医衛生士をそれぞれ二回派遣し、ケアプランの見直しや目標達成に向けた指導とその評価をどのように行うか等事業所職員に対し実践的な指導を行い、スキルアップを図る事業を行っております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、七項目めの各小学校にてフッ素を用いたうがいが希望者において実施されている成果は、また問題点はについてを教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)皆さん、おはようございます。教育長の竹内でございます。二十一番 永松議員の一般質問にお答えいたします。  七項目め、各小学校にてフッ素を用いたうがいが希望者において実施されている成果は。また問題点は、についてですが、市教育委員会では、虫歯予防を生涯にわたる健康づくりと捉え、平成三十年度より歯磨き指導、食に関する指導にあわせて小学校におけるフッ化物洗口を導入し、三本の柱で歯と口の健康教育を進めてきました。虫歯予防に関してはすぐに成果が見られるものではありませんが、児童、保護者の歯と口の健康教育に関する関心の高まりが成果の一つと捉えております。  平成三十年十一月に実施をした歯と口の健康教育の実態調査では、歯の大切さについて考える機会になっている等の成果が小学校より報告されております。また、各校のPTA総会等を活用して、フッ化物洗口についての説明会を開催し、本年度も約八割の保護者がフッ化物洗口を希望しております。しかし、歯と口の健康教育はフッ化物洗口だけではなく、歯磨きや食事の内容等にも気をつけることが必要です。効果をより高めるためにも、今後とも各家庭との連携が一層増大切であると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの緊急性の低い不急の一一九番の実態は。また、救急車両等が現場に到着するまでのレスポンスタイムについておくれが生じているかについてを消防長 麻生英彦君。 ◯消防長(麻生英彦君)皆さんおはようございます。消防長の麻生でございます。二十一番 永松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、緊急性の低い不急の一一九番の実態は、また、救急車両等が現場に到着するまでのレスポンスタイムにおくれが生じていないかについてですが、一一九番通報時に通信指令員が傷病者の様態や症状を聞き取り、原則、救急車の要請があれば出動させているものの、救急隊が現場で傷病者を観察した結果、緊急性が低いと判断される事案は見受けられます。  また、不急の一一九番通報等が原因による現場到着までのレスポンスタイムにつきましては明らかなおくれが生じていないと認識しております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの廃プラスチック類等に係る処理の宇佐市の取り組みについてと、三項目めの食品ロスの削減の推進に関する法律の成立に伴う宇佐市の取り組みについてを市民生活部長 荒牧 巖君。 ◯市民生活部長兼税務課長(荒牧 巖君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の荒牧です。二十一番 永松議員の一般質問にお答えします。  二項目め、廃プラスチック類等に係る処理の宇佐市の取り組みについてですが、本市におきましてはペットボトルの定期収集、白色トレイの拠点回収、粗大ごみ収集などで家庭から出されるプラスチック類の回収を行っており、それ以外のプラスチック製容器等は燃やせるごみとして収集し、焼却しています。  また、循環型社会の構築に向けた取り組みを行うため、市内八事業所と大分県におけるレジ袋削減に向けた取り組みに関する協定書を締結してマイバッグの持参を推進しており、約八割のマイバッグ持参率となっています。  今後もプラスチックごみ削減に向けて、先進地の事例等調査研究してまいります。  次に三項目め、食品ロスの削減の推進に関する法律の成立に伴う市の取り組みについてですが、食品ロスとは本来食べられるにもかかわらず捨てられる食べ物で、メーカーや小売店、飲食店といった事業者の流通販売の過程において発生している事業系と、家庭での食べ残しや賞味期限前の廃棄などで発生する家庭系とに分けられます。  環境省の調査によりますと、平成二十八年度では年間二千七百五十九万トンの食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる食品ロスは六百四十三万トンと公表されています。  このような状況を踏まえ、食品ロスの削減を総合的に推進することを目的とする食品ロスの削減の推進に関する法律が本年十月一日に施行されています。この法律では国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、国民運動として取り組むこととしています。  市としましては、三〇・一〇運動による食べ残しの削減や、食材の使い切りなどの食品ロスの削減、多量排出者には分別による資源化の指導を行い、ごみの減量化に努めています。また、食品ロスを減らすために出前講座など環境教育等の取り組みにつきましても、関係部署と連携を図ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、五項目めの宇佐市の河川改修計画はについてを建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)皆様、おはようございます。建設水道部長の城でございます。二十一番 永松議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、市の河川改修計画についてですが、河川には国が管理する一級河川と県が管理する二級河川、市が管理する準用河川があります。市が管理する準用河川は下庄地区の根筈川を初め七十四河川、延長にして約九十三キロメートルです。河川改修計画につきましては平成二十九年度より地域の要望に対し、未改修の護岸や河川に堆積した土砂や草木の除去に対応するため河川改修事業を創設し、計画的な整備に取り組んでいるところであります。  本年度につきましては、上矢部地区の鳴川を初め、金丸地区の佐山川、赤尾地区の本谷川、大門地区の大門川の土砂除去や護岸整備を行い、来年度は今成川を初め、余川、房ヶ畑川、佐山川を予定しております。今後につきましても、地域要望を踏まえた計画的な整備により防災、減災に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、六項目めの危険ため池の整備計画はについてを経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)おはようございます。経済部長の河野でございます。二十一番 永松議員の一般質問にお答えします。  六項目め、危険ため池の整備計画はについてですが、農業用ため池は昨年の西日本豪雨によるため池災害を踏まえ、本年七月に制定された農業用ため池の管理及び保全に関する法律により農業用ため池の届け出を県知事に行うようになりました。  ため池台帳に登録している池は現在三百カ所ありますが、届け出制度により十数池増加する見込みです。このうち、県営危険ため池緊急整備事業を三池、県営ため池群整備事業を二地区四池で現在実施しています。  今後も危険ため池緊急整備事業で五池、ため池群整備事業で二地区を予定しており、現在整備中のため池が完了次第、順次整備を行ってまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十一番 永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)それでは、順次再質問させていただきたいと思います。  一項目ではございますが、全国的にやはり不急の一一九番通報が今、増えているような状況にあるとお伺いしております。やはり宇佐市としてもですね、その辺の取り組みを順次入っていかなければならないと思っておりますが、消防本部にお伺いいたしますが、出動実態についてまず、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部警防課長。 ◯消防本部消防署長兼警防課長兼消防課長(須摩政昭君)警防課長の須摩でございます。永松議員の再質問にお答えします。  出動の実態ということで、過去三年で平成二十八年度が二千九百四十件、平成二十九年が三千八十一件、平成三十年が三千百五件となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)やはり過去三年間を見てもですね、緊急車両の出動回数というのが軒並み増えているような状況でもございます。  二点目ですが、宇佐市内平均で結構でございます、緊急車両が到着するまでの平均時間的なのがわかれば、総務課長、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部警防課長。 ◯消防本部消防署長兼警防課長兼消防課長(須摩政昭君)再質問にお答えします。  過去三年でよろしいでしょうか。
    ◯二十一番(永松 郁君)はい。 ◯消防本部消防署長兼警防課長兼消防課長(須摩政昭君)平成二十八年が八・四分です。平成二十九年が八・五分。平成三十年が八・四分となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)おおむね緊急車両が現場に到着するまで八分前後かかっているというところが今、お聞きいたしました。  その中でやっぱり救急隊としても不急と思われた救急利用というのが実態を把握しているのかどうなのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部警防課長。 ◯消防本部消防署長兼警防課長兼消防課長(須摩政昭君)再質問にお答えします。  不急の救急実態ということでございますが、救急活動を行った分で国のほうに今、報告等を行っております。その中で新しく基準を設けられて、医者が軽症と判断をした案件につきまして救急隊がフローチャートに沿って、四項目のフローチャートに沿って、全て該当しなかった分につきまして緊急性がない、というふうな判断で今年度一月から十一月末までで七十七件になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)国のほうの指導ということで、四項目ということは見た目に緊急性と、それから脳卒中などの疑い、心電図などの異常、応急処置、この四項目でよろしゅうございますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部警防課長。 ◯消防本部消防署長兼警防課長兼消防課長(須摩政昭君)はい。その四項目を救急隊が判断して、するということです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)その四項目の中で七十七件ということで、これが多いのか少ないのかという判断は別にして、やはり実態としては七十七件、本当にこう、言い方はよくないかもしれませんけどタクシーがわりというか、そのような実態もあるんではなかろうかと思っておりますし、やはり心肺停止の場合、一分等経過すると救命率五%から一〇%下がるとも言われております。  ぜひですね、いろんな形でやはり周知徹底していくことが必要だろうと思いますし、ホームページ、それから消防団が出している広報紙、その辺のところでいろんな方々にですね、本当に必要な場合の方の緊急車両の必要がおろそかになってくるような可能性もありますし、その辺のところも周知徹底をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部警防課長。 ◯消防本部消防署長兼警防課長兼消防課長(須摩政昭君)再質問にお答えします。  救急車の適正利用については随時、救急講習、消防訓練などでも市民のほうにお願いをしているところでございます。議員御指摘のとおり本当にですね、必要な傷病者に対して遅れないように限りある救急車を緊急性の高い事案等に投入できるように今後も救急車の適正利用について推進をしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)ちょうど私も知り合いからいろんなところで簡単なけがだったので救急車等も必要ないし、夜間でもございましたので自分が息子を乗せて病院に行くというようなこともございました。  消防本部のほうに問い合わせしたら、病院等はなかなか制度上紹介もできないというような形でもございましたが、救急車等を呼ぶべきときに迷った人の相談窓口というのは今後開設していく必要性があるんではなかろうかとも思っております。  やはり本当に必要な方、やはり家族が連れていってそれで済むような場合、そのような窓口等も緊急の場合必要ではなかろうかとも思っておりますし、その辺のところをですね、今後考えていただきながら緊急車の有効利用ができるように要望いたしまして、一項目めの質問を終わらせていただきます。  続きまして、二項目めの質問に入らせていただきます。  二項目めですが、廃プラ、本当に世界的な問題になっておりますし、国の発表によりますと廃プラスチック類については年間約七百万トン程度が排出されている。平成二十九年度には中華人民共和国を初めとする外国政府による使用済みプラスチック類の輸入禁止以前は年間百五十万トン程度のプラスチックが資源として輸出されていた。しかしながら、平成三十年度の輸出量は百万トン程度にとどまっているというようなことでございます。今回、国のほうの緩和で廃プラ等が一般廃棄物処理場で処分されることが可能になりました。  まず一点目にお伺いいたしますが、ごみ焼却センターで産業廃棄物に相当する廃プラの受け入れについて一点お伺いしたいと思いますが。 ◯議長(衛藤博幸君)清掃事業局業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(畑迫智統君)清掃事業局業務第二課長の畑迫です。二十一番 永松議員の再質問にお答えいたします。  廃プラスチック類は非常に発熱量が高く、少量でも炉内が高温となるため、廃プラスチック類が増加すれば全体の燃焼量が落ちてしまいます。今、現状では家庭や事業所から出る一般廃棄物で処理能力を満たしておりますので、現状では困難と考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)やはり廃プラを焼却処分するとガス量が上がるというか熱量がすごく上がって、すごく今、他県の焼却場の能力ではやはりダイオキシン対策とかいろんなところで厳しいのかなと。  しかしながら国がこのような指針も出したわけですし、海洋投棄、いろんなところで魚類等、海岸等の廃プラの問題とかいろんなところにあろうかと思っておりますし、やはり新焼却場建設に向けてもですね、その辺のところが課題になってくるのかなと、私自身も感じております。  それでは続いて、現在の廃プラのペットボトル等の処理方法と収集量、そしてまたあわせて事業量についてお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)生活環境課長の新納でございます。永松議員の再質問にお答えします。  現在ペットボトルの収集ですが、各地区月一回の定期収集を行っております。収集したペットボトルにつきましては平山産業に持ち込み、選別、保管処理を行っているところです。平成三十年の収集量は四十二トン、ペットボトルに係る選別保管に係る事業費は百六十八万円です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)平成三十年度の収集量は四十二トンということで、中津の平山産業に持っていっている、百六十八万円ほどでということで今、答弁がございました。  すごく必要なことはどういう方向でやっぱりリサイクルをやっていくかというところが必要になってこようと思いますし、やはり、課長ですね、いろんなところの集会とか、いろんなところでその辺のところを積極的に行政として向かっていくことが必要ではなかろうかと思いますし、その辺の課題等も含めて今後、よろしく展開をしていっていただきたいと思います。  先ほども申し上げましたが、一般廃棄物の処理が可能になっている。先般広域のクリーンセンターの建設が新聞にも出ておりましたが、今後、宇佐市として広域の処理場でもその辺のところは加味していくのか。広域のことですので答弁できないところがあろうかと思いますが、今後の方向性等がわかればちょっとお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)再質問にお答えします。  議員さんおっしゃったとおり今、広域のクリーンセンターにつきましては宇佐・高田・国東広域事務組合の正副管理者により協議が行われているところなので、回答のほうは控えさせていただきます。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)この項目最後になろうかと思いますが、宇佐市としてですね、循環型社会の取り組みについて一点お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)再質問にお答えします。  循環型社会にはリデュース、減らす、リユース、繰り返し使う、リサイクル、再資源化の三Rが必要であると認識しております。本市ではリデュースとしましては、水切り、食べきり、使い切りの三切り運動や生ごみ処理機による堆肥化、リユースは宇佐市環境リサイクルフェアでの古布回収、フリーマーケットなどを行っております。リサイクルはリサイクル推進団体による古紙の回収、びん、ペットボトル、缶などの分別収集、小型家電、白色トレイ、紙パック、廃食油等の拠点回収などを行っております。  今後もごみの分別、資源化の方法等の周知徹底を行い、資源を有効活用することで環境への負荷をできるだけ減らす社会を築いていくために、三Rを推進してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)リユースということで三Rの推進ということでございました。以前ならばですね、ただもう本当に燃やしてしまえば焼却場に持っていって。やはりその辺のところの廃プラ問題についてもそうですし、やはり循環型社会の形成というのを宇佐市全体で作っていかなくてはならないと思いますし、やはり焼却することによって二酸化炭素の削減とか、いろんな方向に環境循環型社会へ向けた取り組みが必要だろうと思っておりますし、その辺のところをですね、広く、やはり情報発信していく。そのことが宇佐市にとっての取り組みになってくるのではなかろうかと思いますし、少しの意識改革だけで絶大なる効果が、本当に意識改革できることによって循環型社会への一歩が踏み出せるのではなかろうかと思っております。  ぜひ課長、課長を先頭にしてですね、宇佐市全体に、そしてまたいろんな運動が宇佐市からいろんなところに広がるように幅広く、推進していっていただきたいと思います。これはもう要望で結構でございます。  続きまして、前回も食品ロス、これもやはりテーマがちょっと大き過ぎるかと思います。その中でやはり我々が取り組んでいかなければならない一つの大きな課題だろうと思います。  家庭から出る食品ロスだけではなく、飲食店、またコンビニ等でもいろんな問題等も起こっておりますし、家庭からの食品ロスの量等がわかればまず、一点お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)生活環境課長の新納でございます。永松議員の再質問にお答えします。  先ほどの答弁の中にもありました環境省の調査によりますと、平成二十八年度の食品ロス、六百四十三万トンのうち家庭から出される食品ロスは二百九十一万トンとなっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)環境省の報告によると六百四十三万トンのうち家庭から出るのが二百九十一万トン。宇佐市での実態とかいうのはその辺の調査は行っているんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)再質問にお答えします。  宇佐市独自の調査等は行っておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)宇佐市の家庭から出るとかいう食品、その辺のところを調査というのはなかなか厳しいと思いますし、やはりこれも各啓発等が必要になってこようかと思います。  家庭から出る食品ロスの要因は何が考えられるのか、一点お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)お答えします。  家庭からの食品ロスは大きく三つに分けられるんじゃないかというふうに思っております。一点目は腐ってしまったりカビが発生して消費期限が切れたなどの理由で破棄される直接破棄、二点目が調理の際に食べられる部分まで過剰に除去してしまう過剰除去、三点目に食べきれずに食べ残してしまう食べ残しなどが家庭での食品ロスの原因だというふうに考えられております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)三点ほど今、課長から答弁がございましたし、やはりその辺のところをですね、徹底していくというか、その辺のところも必要だろうと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  家庭から出る食品ロスの対策等について宇佐市としては何かとっているのか、一点お伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)お答えします。  宇佐市では三切り運動を推進しているところでございますが、食べ切り、使い切りですね、その部分で大量買い、まとめ買いを避け、使い切れる分だけを購入する、ふだん捨てている部分が料理に使えないか、捨てる前に一度考える。自分の家庭の適量を把握し、料理を作り過ぎないように心がけるなどが考えられますので、このような内容につきまして今後、周知等を行っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)大量買い、ふだん捨ててる等、三点。やはりその辺のところの各周知というかですね、その辺のところもお願いしたいと思いますし、やはりひとつ家庭からだけではなく、飲食店、そしてまたコンビニ等、家庭だけではなくその辺のところもやっぱり行政として指導と言ったらあれでしょうけど、連携をとりながら向けていく必要もあろうかと思います。コンビニの廃棄弁当等も相当出ておりますし、やはり少しもったいないというかですね、無駄にしない取り組みも必要ではなかろうかと思いますが、その辺の連携についてもしあれば、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)お答えします。  先ほどの答弁の中でもありましたように、三〇・一〇運動などで業者の方とそういうのを推進しておりますし、大量排出者に分別等の指導等も努めておるとこでございます。また今後、国、県の動向に注視しながらいろいろな先進地の事例を参考に進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)ぜひですね、本当にできること、小さなことからやっぱりこう始めていかないと物事が動かないと思いますし、ぜひ啓発というか、その辺のところも必要になってこようと思いますので、担当課の努力を期待したいと思います。  続きまして、四項目めに入らさせていただきます。  宇佐市ではもう介護予防に向けた取り組みという、サロン等いろんなところで私どもの地域でもすごく重点的にやっていただいております。そんな中で、国があめとむちの部分になるんでしょうけど、来年度よりそのような方向性を打ち出したわけですが、農業共済らと一緒、百のやつを各自治体で取り合うような状況にはなってくるかと思いますが、今まで行っている中で効果等があれば課長お伺いしたいと思いますが、健康事業の中でですね。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)介護保険課長の岡部です。永松議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるように各地域で地域に根差した介護予防体操教室、それから高齢者ふれあいサロン等、認知症予防教室のほかにも行っております。全部で二百数十カ所行っております。その成果ですけれども、最近の成果といいますと要介護認定率のことが挙げられますが、最近の経過は微増にとどまっているというのが成果でございますが、修正といいますか、年齢層が後期高齢者が多いと要介護認定率も高くなるということで、その調整をしたもので比較すると県や国よりも比較的下がっているというような実態が見えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)やはりこれも地道というか、余り目に見えない本当に地道な努力が必要になってくるんではなかろうかと思っておりますし、二十カ所の小学校区で認知症予防型のプログラムが開催され、二百九十四人が参加しているという先ほどの答弁もございましたし、やはりいろんなところに高齢者というか、なってやはりそういうようなところに出席できるような仕組みを行政として、担当課として規模を増やしていくことも必要だろうと思いますが、その辺の取り組みがあればお伺いしたいと思います。
    ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  認知症予防教室や地区での体操教室などは地区の公民館を利用して歩いてでも行けるというようなところを中心に開催をお願いしております。ただ、山間部等でなかなか十人以上集まらないとかいうところもございますので、少人数でも開催できるようなことを来年度から考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)少人数でもやっぱり底上げすることによってですね、認知症予防につながっていくんではなかろうかと思っておりますし、介護予防等。で、介護予防で市町村別に来年度より六十五項目ですか、評価指標に基づき毎年度実施を評価していくというような報道がなされておりましたが、六十五項目、その辺のところを具体的に宇佐市として取り組んでいるのかどうなのか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  六十五項目の内容を一つ一つここでは申し上げませんが、例えば地域ケア会議に専門職が派遣しているかとか、介護予防の場にリハビリ専門職が関与しているかとか、そのイエス、ノーで答えるようなものの項目でございます。  この項目が今後、来年度からちょっとどうなるかっていうのはまだ示されておりませんで、何かの成果をもって算定するというようなニュースは出ておりますけれども、その新たな項目に従ってなるべく点が取れるようにと言いますか、いうように努力していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)国自体もですね、来年度から介護予防の交付金が倍増ということでもございますし、宇佐市の取り組みというかですね、その辺のところは評価して、配分もされてくるんだろうと思います。その辺のところ、ぜひ対応しながらですね。  ただ、その分野だけに特化されていくとなかなかおろそかになるんでしょうけど、その辺のところを加味しながら取り組んでいっていただきたいと思います。時間の関係上、次の項目に移らさせていただきます。  それでは、宇佐市の河川改修の計画についてということで、次の項目に入らさせていただきます。  駅館川等はじめ、県管理の河川についてはですね、今、河床掘削、それから立ち木の伐採等、いろんなところで行われております。先ほどの答弁の中にもございましたが、市管理の河川状況についても今後地元の要望等があれば、河床掘削等を行っていく。  先般の台風等で河川の氾濫等がすごく全国的に報道されました。私もああいうような状況を見て本当にいつ、どこで何が起こってもおかしくない。この宇佐の地域でも起こってもおかしくないような状況でございます。昨年は岡山でもございましたし。  そんな中で、一つの手段として河床掘削も、一つの成果があるんじゃなかろうかと言われております。宇佐市内を見たときに本当にいろんなところ、護岸工事の復旧というのはすごくよく県とかの関係で、国土強靱化等の関係もございまして進んでおりますが、河床掘削の今後について、担当課長にお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。永松議員の再質問にお答えいたします。  河床掘削につきましては、また河川内に茂っております樹木等、そういったものによって河川の断面の阻害で水の流れが非常に悪くなっているといったところで、近年また災害等が起きたときには決壊をする恐れがあるということで、地元要望をいただいた中から非常に危険なところを優先的に計画的に工事のほうをさせていただいております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)そうですね、地元要望等。で、いろんなところによると氾濫危険水位の上昇、それから超過河川、それ等が四年間で五・七倍に増えたというような報道もございました。  水防法というのが課長、あったと思いますが、水防法の改正等により河川の災害マップというのは、その辺の製作状況についてお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  水防法につきましては、平成二十七年度に改正がされまして、通常河川であれば五十年、そして三十年、そして国の一級河川であれば二百年に一度の災害を想定した河川の断面、そういったものを計画をして、それよりも氾濫した場合には避難警報を出すと。そういった取り組みをするようになっていたのを平成二十七年度に改正されまして、九州であれば宇佐を例えますと、九州を縦に半分に切りまして、北西部で過去に最大に降った降雨量が宇佐市に降ったらどうなるか、そういったときに今の護岸ではもう当然、無理だということで、ハード面だけではなくて、ソフトと一緒に取り組んでいくということで、今現在危機管理課のほうが防災マップの見直しを作っていただいております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)ちょうど駅館川の駅館川水系とちょっと寄藻川と向野川の水系の災害マップとちょっとプリントアウトして持参させていただきましたが、これが平成二十七年の水防法改正の想定最大規模の今、できているマップでよろしゅうございますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課の加来です。再質問にお答えをいたします。  今現在、私どものほうで洪水のマップを作っておりますけれども、今現在、宇佐市のホームページに洪水マップとして出ているものは、今の基準以前で作ったものを掲載しております。完成しましたら新しいのに載せかえる予定にしております。  それから、県のほうも昨年度、この洪水の調査をしまして、今年の五月の末に浸水想定区域ということで、県のホームページにはこの新しい基準のマップが載っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)これ、県の分なんですけどね、駅館川流域では十二時間雨量が前提となる降雨量が六百九十六ミリ、寄藻・向野川水域では十二時間八百二十六ミリ、向野川も八百二十六ミリ、十二時間、そんな水量の分が県のホームページ等でも公表されております。  やはり、いろんなところを県の資料でもありますが、共有できるところは宇佐市のホームページに載せていろんな方々に災害というか、マップ等を知らせる必要もあろうかと思いますし、やはりハード面、先ほど土木課長も言ってましたけど、ハード面、ソフト面両方の観点から災害に対して取り組んでいかなくてはならないと思います。  いろんなところで、正直、県のあれを見たときに駅館川が想定水域を氾濫した場合にはもう、ずっと広い範囲で海岸部に至っては高家と天津の堺の黒川ですかね、あちらのほうまでずっと流れていく想定区域にもなっております。  降雨量の最大水域で考えた場合ではございますが、いろんな方々にですね、想定外のことも考えられますし、これからやはり市民の皆さん方に安全安心を守っていく上で必要なことになろうかと思います。  なるべく早目にマップを作成していただいて、ただ、なかなか今回でも台風被害の中で高齢者の方もたくさんいました。その中でただただホームページ等だけではなくですね、区長さんとか自治委員さん通じて広く市民の皆さん方に安全な情報を知らせていくことが必要ではなかろうかと思いますが、もし、答弁があればお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)お答えします。  ただいま市では洪水のハザードマップを作っております。ハザードマップというのはその地図に避難経路と避難場所などを書き込んだものを市町村が作るというふうになっておりますので、今現在作成中であります。  完成後はまたホームページなどにも掲載をしますが、来年度に入るかもしれませんが、該当する世帯の皆様方には配布をしたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)やはり早目の施策を打っていって、本当に少しでも災害等が最小限に抑えられるようにですね、市だけではなく国、県等、いろいろな連携機関と協議しながらですね、宇佐市民の安全と安心を守っていっていただきたいと思います。  それでは、次の項目に入らさせていただきます。  ため池について。今回の災害でですね、河川の護岸が切れたのがすごくマスコミ等で報道されておりましたが、ため池等の堤体の決壊等も多く起きているような現実もございます。それで、宇佐市の場合の危険ため池というのは県事業で行っておりますが、危険ため池等の整備の採択要件等があれば、お伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)耕地課長の土居でございます。永松議員の再質問にお答えいたします。  危険ため池整備事業の採択要件でございますが、ため池の受益面積が二ヘクタール以上でなおかつ総事業費が八百万円以上というような内容になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)続きまして事業費及び事業期間について耕地課長にお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)再質問にお答えいたします。  ため池の場合はそれぞれのため池によって堤体の高さ、長さが変わっております。そのためにやっぱり長さが長くて高いものほど金額は大きくなりますので、一概に事業費は一定なものではございませんが、一般的に大体一億円から一億五千万円ほどの事業費がかかっております。  事業期間につきましては、二年から大体三年をめどに整備が行われております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)初回の答弁の中でございましたが、宇佐市には約三百のため池等があるようでございます。その中で池に関するハザードマップ等が作成されているのか、一点お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)再質問にお答えいたします。  ため池のハザードマップにつきましては、現在整備を行っておりまして、昨年度までに約七十カ所、今年度は二十五カ所の整備をする予定にしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)昨年度までにため池のハザードマップ七十カ所、で今年度二十五カ所。  課長、あの防災重点ため池というのが百八十七あろうかと思います。その中でハザードマップ作成が七十、そして今年度二十五ということで九十五。今後のまだ、ため池の残った数のハザードマップの作成、計画について次年度以降もしあれば、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)再質問にお答えいたします。  全部で百八十七カ所の防災重点ため池がございます。そのうち九十五カ所が整備済みとなりますので、残りの九十二カ所につきましても、これから二年から三年の計画でハザードマップを作っていくような計画になっております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)残りのところも早期に作成していただいて。作るだけじゃやっぱり課長、市民の皆さん方にいろいろなところで周知徹底をしていくことも必要でしょうし、その辺のところをぜひお願いしておきたいと思いますし、やはり先ほど河川と同じように市民の安全と安心を守っていく必要からも早期に周知徹底をお願いしたいと思います。  それでは、最後の項目に入らせていただきます。  私も常々、議会の一般質問の中でフッ素による歯磨き等を推奨してまいりましたし、やはり大分県を例にとってみますと虫歯の率がもう全国でワースト二位か三位ぐらいいいだったと思っております。やはり、人間、子供のときから教育の中にも食育というのもございますし、今、八割程度の小学生がうがいをしているということでございます。八割ぐらいの子供たちの感想等がもし課長、ありましたらちょっとお伺いしたい。感想というか何か総評と何か、教育委員会としての意見がございましたらお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)学校教育課長の竹下です。永松議員の再質問にお答えします。  答弁の中でも申しましたが、八割実施している子供たち、またしていない子供たちに対しても歯磨き指導あわせて行っておりますので、意識、自分の歯を守るという意識の向上はつながっているというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十一番(永松 郁君)もう時間もなくなりましたけど、やはりですね、歯が丈夫なことをすごく、私自身も余り歯が強くはございませんけど、必要なことでございますので、フッ素だけではないと思うんです。答弁書の中でもありましたが、常日ごろの歯磨き、いろんな生活習慣が必要になってこようと思いますので、今後もその推進を期待しながら、私の一般質問を終了させていただきます。  ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で永松郁議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十一時三十分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前十一時二十分               ────────────────                 再開 午前十一時三十三分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  九番 河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)皆さん、こんにちは。九番 河野睦夫です。  だんだん冬らしく寒くなってきました。先日ですね、宇佐神宮マラソンも行われて、市内、市外から県外ですね、多くの皆さんがお越しいただいておりました。私もボランティアでちょっと参加させていただきました。そのほかですね、ボーイズリーグのはちまん大会等も開かれて、県外のチームも多く参加されておりまして、こういった県外から来られる大きな大会をですね、引き続き継続して市も後押ししていただきたいな、そんなふうに思います。  ちなみに、来年三月十五日には院内の石橋マラソンもあります。今、エントリーもしていますので、議員の皆さんもですね、走れとは言いません。健康のために、ダイエットのために、ぜひウォーキングでも参加していただきたい、そんなふうに思います。  それでは、本日は四項目について質問させていただきます。  まず一項目め、防災減災対策について。
     一点目、避難情報と避難行動の対応を明確にした五段階の警戒レベルが設定されております。情報の伝達方法と課題について。二点目、防災情報システムの整備計画の内容と課題は。三点目、土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定状況とハザードマップの更新状況は。四点目、災害時において被災者救援及び応急対策活動に協力していただく事業所等の登録制度として宇佐市災害時等協力事業所登録制度があります。登録事業所数と協力内容について。五点目、避難行動時の要援護者の実態把握と個別援助計画についてです。  二項目め、児童虐待防止対策について。  一点目、市内における児童の虐待件数と対応内容は。二点目、これまでの防止対策、取り組み内容は。三点目、虐待の早期発見のため、保育現場や学校現場との情報の共有や児童相談所、警察等の関係機関との連携は。四点目、子育て世代の保護者への支援体制は。五点目、虐待の発見には市民からの情報も不可欠であります。市民への啓発や周知の取り組み状況は。  次に三項目め、教育環境、施設整備について。  一点目、二〇二〇年度から全ての小学校においてプログラミング教育が必須となります。パソコン、タブレット、ネットワーク等必要な環境を整える必要がありますが、整備状況について。二点目、小中学校の体育館の水銀灯が切れているものが見受けられます。交換状況とLED化への対応について聞きます。  最後に四項目め、健康増進対策について。  一点目、骨髄バンクのドナーとドナーを雇用する事業所への助成金事業の内容と実績は。二点目、特定健診、がん検診の受診率向上の取り組み状況と課題は。三点目、高齢者等の肺炎球菌のワクチン接種費用の一部助成について、接種率と課題について。  以上についてお伺いします。よろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、河野睦夫議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、防災減災対策についての一点目、五段階の計画警戒レベルの伝達方法と課題はについてでありますが、これは住民がとるべき対応を五段階に分けて、情報と行動の対応を明確化したものであります。  警戒レベル三では高齢者等は避難を開始し、警戒レベル四では全員避難をするなど、避難のタイミングが明確化されました。また、レベルごとに住民へ行動を促す情報として警戒レベル三では避難準備、高齢者避難開始を、警戒レベル四では避難勧告または避難指示を状況に応じて発令しており、防災行政無線や緊急速報メール、報道機関等への情報等提供するLアラート等で伝達をしております。  この運用は本年五月から開始され、広報や地域での防災学習会、防災訓練等において周知をいたしておりますが、警戒レベルと住民がとるべき行動がわかりにくいなどの声が寄せられております。引き続きわかりやすい周知啓発が課題と考えております。  二点目、防災情報システムの整備計画の内容と課題はについてでありますが、本市の防災情報システム、いわゆる防災行政無線につきましては本年七月から整備を開始し、令和三年三月末までに完了したいと考えております。  整備計画の内容は市役所本庁舎に親局、竜王山に中継局、そのほか電波状況の悪い地域へ再送信する子局を数局設置する予定であります。また、屋外拡声子局、いわゆるスピーカーにつきましては災害特性等に応じて、新たに中距離スピーカーを導入するなど機能強化を図ることといたしております。  しかしながら、窓を閉め切った時や豪雨の時などは放送が十分聞き取れないという声も聞いているために、補完機能として防災アプリの活用や電話応答サービス、緊急速報メール、市公式SNS、戸別受信機など、緊急情報が確実に伝えられるよう整備充実を図ることといたしております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの教育環境・施設整備についての一を教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)教育長の竹内でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、教育環境・施設整備についての一点目、プログラミング教育のために必要な環境整備の状況はについてですが、令和二年度より実施される小学校学習指導要領の総則及び解説において情報活用能力の育成を図るため、各学校においてコンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図ることなどと示されております。  中でも、プログラミング教育はプログラミング的思考を育むこと、情報化社会がコンピューター等の情報技術によって支えられていることに気づき、上手に活用して、身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと。各教科での学びをより確実なものとすること等が狙いとして位置づけられています。  これらの狙いを達成するために有効なタブレット端末につきましては、今年度予算化し、現在最終の設定作業等を行っているところであります。今回導入されるタブレット端末は、授業を行う指導者用と各学校の最大学級人数数となります。また、タブレット導入に伴い、必要なアクセスポイントや保管庫等も同時に導入し、令和二年度からの教育課程の実施に備えているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの防災・減災対策についての三と四を総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)皆様、こんにちは。総務部長の久保でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、防災減災対策についての三点目、土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定状況とハザードマップの更新状況はについてですが、この警戒区域等は土砂災害防止法に基づき県が基礎調査を行った上で指定をしております。本年九月末現在の本市の指定状況は、危険箇所等が九百七十七カ所で、そのうち八百七十三カ所の調査が完了しております。  この調査では、一つの箇所を複数に分割して指定する場合もございますので、指定箇所数は九百九十三カ所となっております。ハザードマップの更新につきましては、平成二十九年度から順次調査が終了した地域ごとに土砂災害ハザードマップを作成し、対象地域の方へ配布しております。  今後も調査が終了した地域に応じて作成し、配布してまいります。  四点目、災害時等協力事業所登録制度の登録事業所数と協力内容についてですが、災害が発生したときには事業所等が保有する資源は地域の重要な防災力と考えております。登録していただいた事業所につきましては、災害が発生したときに市長の要請に基づいて食料品の提供や避難所となる施設の提供、避難所の運営協力など業務に支障とならない、また、対応できる範囲内で協力していただくこととしております。現在、二十六事業所に登録をいただいているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの防災・減災対策についての五と二項目めの児童虐待防止対策についてと、四項目めの健康増進対策についてを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えします。  一項目め、防災・減災対策についての五点目、避難行動時の要援護者の実態把握と個別援助計画についてですが、市では平成三十年三月に自治会連合会、民生委員児童委員協議会、社会福祉協議会の代表や市関係課で構成される避難支援計画策定検討会で検討の上、災害発生時の避難に特に支援を要する避難行動要支援者の避難支援について必要な事項を定めた避難行動要支援者避難支援計画を改定しております。  災害時には、行政機関だけで要支援者へ十分な支援を行うことは困難であり、要支援者自身の自助、地域団体や住民による共助が重要となります。要支援者の実態把握につきましては、市が保有する住民情報、介護情報や県北部保健所から提供を受けた難病や特定疾病等の情報を活用して、対象となる避難行動要支援者を抽出し、避難行動要支援者名簿の作成、管理を行っております。  これには、区長や民生委員、児童委員により平成二十二年より行われてきた見守り活動により得られた情報や、特に避難支援が必要と認められた方の情報も含めたものとなっており、本年十一月二十日時点で二千五十人となっています。また、この名簿は本人の同意を得た上で、区長や民生委員、児童委員を初めとする避難支援等関係者に提供しております。  個別計画につきましては、平常時から名簿を活用した日常の見守り活動や避難訓練などを通して要支援者本人を含め、地域ぐるみでの災害時における避難方法の検討や個別計画の作成をお願いしているところであり、本年十一月二十日時点で要支援者二千五十人のうち、六百三十二人分の計画が作成されています。  今後も地域団体や住民の方々と協力しながら災害時の避難支援が円滑に行われるよう努めてまいります。  二項目め、児童虐待防止対策についての一点目、児童虐待の件数と対応内容と二点目、これまでの防止対策・取り組み内容、三点目、虐待の早期発見のための情報共有や関係機関との連携については関連がありますので、一括してお答えします。  本市での児童虐待件数については年々増加傾向にあり、平成三十年度は九十八件、本年度は九月末時点で六十八件となっています。虐待通告があれば緊急受理会議を開催し、情報収集や今後の対応を協議した上で児童相談所へ報告し、四十八時間以内に安否確認を行っています。  具体的には、子育て支援課内に家庭児童相談室を設置し、家庭児童相談員、母子父子自立支援員、ひとり親家庭担当、保育所担当、保健師、教育委員会などと連携しながら対応しています。また、虐待を受けている子供など、要保護児童の早期発見や適切な保護を図るため、児童相談所や警察等の関係機関と連携のもと、対象児童に関する情報や支援方針を共有し、対応していくことを目的に要保護児童対策地域協議会を設置しています。  本協議会では、地域や関係機関の代表者で構成する代表者会議、関係機関の担当者で進行管理や情報共有を行う実務者会議、必要に応じて担当者で行う個別ケース検討会議に分かれて対応しているところです。  四点目、保護者への支援体制はについてですが、保護者の中には育児疲れや仕事などのストレスで養育に不安のある方も少なくありません。保健師や家庭児童相談員が行う家庭訪問や育児相談を通して保護者の悩みや不安などを傾聴しながら養育支援が必要な家庭には個別ケース検討会議を開き、各種支援につなげています。訪問や相談の段階で比較的リスクが低いと思われるケースであっても見逃さず、丁寧な対応をとることが将来の大きな問題の発生予防につながるものと考え、対応しています。  五点目、市民への啓発や周知の取り組み状況はについてですが、十一月が児童虐待防止推進月間となっていますので、子育て相談や虐待通告のお願いを広報うさに掲載するとともに、地域や関係機関の代表者で構成する要保護児童対策地域協議会代表者会議を開催し、虐待に関する状況や課題についての協議及び研修を行っています。  今後ともさまざまな機会を通し、児童虐待防止について周知啓発に努めてまいります。  四項目め、健康増進対策についての一点目、骨髄バンクのドナーとドナーを雇用する事業所への助成金事業の内容と実績についてですが、骨髄バンクは血縁者間でドナーが見つからない白血病などの血液疾患の患者のために骨髄を提供するドナーを募集し、患者とドナーをコーディネートするものです。  骨髄等移植ドナー支援事業の内容は一回の骨髄提供につきドナーに対して十四万円を助成し、ドナーが従事する事業所に対しては七万円の助成をするものです。実績につきましては平成二十八年度の事業開始以来、助成件数はありません。  二点目、特定健診、がん検診の受診率向上の取り組み状況と課題についてですが、国保特定健診の受診率は平成二十九年度、三十年度ともに四二・三%、各種がん検診の受診率は平成二十九年度、三十年度ともに二〇%前後でした。  特定健診、がん検診の受診率向上の取り組みとしまして、特定健診とがん検診が同時に受けられる総合健診や土日の健診会場の設定など健診を受けやすい体制を整えるとともに、未受診者に対して個別通知や電話などで受診勧奨を行っています。  また、健診を受けることで健康チャレンジのポイントが付与されるなどのインセンティブの取り組みを展開しています。さらに、特定健診につきましては、公民館や学校、市内の健診施設などの地域の会場以外に平成三十年度から県内の約五百カ所の医療機関でも受診できるようにしました。がん検診につきましては、一定の節目年齢の方を対象に大腸がん、乳がん、子宮頸がん検診の無料クーポン券などを配布しています。  特定健診、がん検診の受診率向上を健康づくり戦略の一つに上げ、積極的に取り組んでおりますが、受診率が伸び悩んでいることが課題です。今後も医師会や関係機関、地域の区長、健康推進員などと連携し、受診率向上に努めてまいります。  三点目、高齢者等の肺炎球菌のワクチン接種費用の一部助成について、接種率と課題についてですが、高齢者の肺炎球菌感染症は感染すると気管支炎、肺炎、敗血症など重い合併症を起こすことがあり、肺炎球菌ワクチンの予防接種をすることで、肺炎予防効果が期待できます。  市では六十五歳以上の全ての方を対象に生涯に一回、四千百三十円の費用を助成しています。平成三十年度累計接種率は四二・六%であり、接種率を高めることが課題です。今後さらに高齢者の肺炎球菌ワクチン予防接種の必要性や助成制度の周知に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの教育環境・施設整備についての二を教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)皆さん、こんにちは。教育次長の上田でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えします。  三項目め、教育環境・施設整備についての二点目、小中学校の体育館の水銀灯の交換状況とLED化への対応についてですが、水銀灯の交換については毎年、各小中学校に体育館の水銀灯球切れ調査を行い、優先順位により五校程度水銀灯の交換を行っています。また、早急に対応が必要な場合はその都度協議を行い、水銀灯またはLED照明に交換しているところです。  平成二十五年十月に水銀に関する水俣条約が採択され、水銀を使用する製品について二〇二〇年までに製造、輸入、輸出が原則禁止されることになりました。これにより、二〇二一年以降は水銀ランプの製造は中止となります。LED化への対応については、近年に改造した体育館はLED化一〇〇%となっていますが、そのほかの体育館は水銀灯照明となっています。今後策定予定の学校施設長寿命化計画で大規模改造等により、LED化に向け、整備していきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  九番 河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)それでは再質問させていただきます。  まず、防災・減災で行政防災無線の件で、非常に聞き取りにくいという地域も結構多いんですけど、戸別受信機ですね、現在、安心院はほぼ全戸、院内のほうも何戸というか、防音工事しているところとか多々あるんですが、この戸別受信機の整備の今後どんなふうに対応していくのかということを。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。再質問にお答えします。  戸別受信機の整備ということでありますけれども、今議員がおっしゃりますように、戸別受信機は安心院、院内、旧宇佐と、それぞれ防災無線の元からして配置方法、また、つくりが違います。また同じようにスピーカーが聞こえづらいなどの話も聞いております。  そこで、今回のデジタル化におきましては、スピーカー性能の向上や中距離スピーカーなどの適正配置で音達範囲などの向上が期待をされています。また、多くの方がお持ちのスマートフォンなどを使って防災アプリでの情報伝達や、それらをお持ちでない方々への、高齢者の方々への家の固定電話へ緊急情報を伝えるサービス、そういったさまざまな補完機能を整備充実をし、情報を伝えることとしております。  しかしながら、その補完機能の中に戸別受信機も活用していこうと思っておりますが、今の考えでは土砂災害などの地域の災害特性を考慮いたしまして、中山間地域には希望者に対して無償で貸与し、平野部については補助制度などを設けて配付をするように考えております。  ただ、昨今、洪水などの関東地方での被害もありましたし、今、本市でも洪水のハザードマップを作っておるところでありますので、平野部につきましても引き続き配付方法につきましては協議をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)警戒情報を見直されてもしっかり情報が伝達されないと意味がないと思うんで、その点ですね、ちょっと確認したいのは、今、安心院全戸戸別受信機があります。これは新しいシステムになっても変わらないということでいいんですか。それと院内の今、防音工事をして戸別受信機がついたりしているところも引き続きデジタル化になっても戸別受信機は設置ということで。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)はい、お答えします。  安心院、院内、旧宇佐の一部、いわゆる中山間地域につきましては希望者についてそういう戸別受信機を無償で配置をするというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)例えば中山間地を除いた旧宇佐の場合、中山間地域を除いた分でもし希望があればというか、例えば障害を持っていたりいろんなケースがあると思うんですけど、中山間地域以外で希望があった場合、戸別受信機の対応はできるかどうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)お答えします。  中山間地域以外のいわゆる平野部につきましては現在のところ、補助制度を設けまして、多少の負担をいただくんですが、個別受信機を希望する方には配置をしようと考えております。  ただ、いろんな御意見、先日の区長説明会などでもいろんな意見をいただきましたので、引き続き庁内のほうで平野部についての個別受信機の配置方法については協議してまいろうと思っております。  それから、障害者とか介護の必要な人であるとか、そういった方には介護のレベルとか障害のレベルとかを設ける予定でありますけれども、障害の高い方などには配置をしていこうと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)しっかり情報が伝達できるように体制をとっていただきたい、そんなふうに思います。  それから、ハザードマップ、それの件ですけど、全国的に、例えば土砂災害警戒区域に指定されてなくても土砂災害が起きたというケースがあるんですけど、先ほどハザードマップについては平成二十九年度から順次調査が終了した地域ごとにハザードマップを作成していると。現状今、新しいハザードマップは、先ほど永松議員の質問にもあったんですけど、ハザードマップを新しい基準で作成中という話があって、その辺をもう一回確認したいんですけど。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)お答えします。  先ほど永松議員のほうにお答えをしたのは、洪水ハザードマップの件であります。洪水ハザードマップにつきましては、今年の五月に県が調査を終了いたしまして公表しておりますので、本年度市のほうで洪水ハザードマップを今、作成をしているところであります。  それから、もう一つ土砂災害ハザードマップというのがあります。これが今、回答でお答えした分で、宇佐市内には九百七十七の危険箇所があります。それを県のほうで順次、調査をしておりまして、今年度いっぱいで県のほうが調査を完了するというふうに聞いております。  これまでも年度計画でしておりますが、完成をした分につきましてはその都度市のほうで土砂災害ハザードマップを作りまして、該当する地域の方々には配っております。今年度も今、作成中でありますので、完成すれば配る予定にしております。県のほうの調査が今年度で終わる予定と聞いておりますので、今年度分については来年度またハザードマップを市のほうで作りまして、該当地区に配布しようと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)土砂災害ハザードマップについてですが、市民への周知ということは、配布というのは全戸配布じゃなくて、対象地域に配布するちゅうことやったんですけど、例えば中山間地域に施設とかあるでしょ、事業所とか。そういったところにも配布するんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)お答えします。  今のところ、広報などと一緒に配布をしておりますので、市民の世帯の方を対象にしておりますが、物は市役所のほうにありますので、言っていただければお渡しをしたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。
    ◯九番(河野睦夫君)企業、特に福祉施設とか中山間地域に近いところがある。で、言っていただければというよりはもう、配布したほうがいいんじゃないですか。例えばね、デイサービスとか送迎しますよね、中山間地域。やはりそういったところはある程度そういった情報を持っとかないと危険なんですよ。だから言っていただけるというよりは、もう最初から配布したほうがいいと思うんですけど。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)お答えします。  配布方法につきましては、そういった意見を参考に課内で話をしたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)よろしくお願いします。  それから、次に避難行動要支援者制度についてですね。まずですね、避難行動の要支援者の対象者というのはどういった方が対象になりますか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)福祉課長 奥野でございます。再質問にお答えいたします。  避難行動要支援者の対象となる方につきましては八つほどございまして、まず一点目が要介護三以上の方、二点目が身体障害者手帳第一種、ただし内部障害のみで該当する方は除きます。三点目が療育手帳A一、A二の方。四点目が精神障害者保健福祉手帳一級の方、五点目が特定医療費指定難病対象の難病患者の方、この方々は保健所が名簿登載希望を確認をいたします。  六点目が小児慢性特定疾病医療費対象者の方、この方も保健所が名簿登録希望を確認をいたします。七点目が宇佐市災害時要援護者として登録をされている方、八点目が今まで申しました一から七点目以外の地域での避難支援が必要と民生委員、区長さんが認める場合、本人の同意を得て載せる。この八点の方々が対象となっております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)それから先ほど今、対象者が答弁で二千五十人で、そのうち現段階で計画策定件数が六百三十二名。で、現在二千五十人のうち同意が得られている人というのは何人ぐらい。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)質問にお答えします。  同意が得られる人数につきましては、二千五十人のうち千七百六人で全体の八三・二%でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)同意が得られたちゅうのは基本的に個人情報の関係で同意を必ず得なければならないということなんですけど、二千五十人のうち千七百六人、残り三百人ぐらいは未回答なのか、それとも同意がなかなか得られていないのか、その辺は。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)お答えいたします。  同意以外の方々につきましては、一三・七%の方が未返送者でございます。不同意者につきましては二・三%の割合でございます。そのほか、郵便が不達の方が〇・八%、いった割合でございました。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)災害時のことでもあるので、本当はベストは一〇〇%同意が得られるのが必要でしょうけど、未回答ということは多分、同意を得るためにはどういった方法で同意を得る方法をとったのか。例えば送付しただけとか、どういった対応をしたんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)同意を得るための方法ですが、避難行動要支援者支援プラン個別計画の作成やこの名簿登載登録についての同意ということに対して答弁にもありましたように、自助、共助が必要だと、避難行動の要支援者支援プランの作成に御協力いただく趣旨を文書でお知らせをいたしまして、同意や個別計画の作成についてお願いをしておる、という状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)郵送して、同意を得るということで、多分ですね、中身がわかっていない人も多々おると思うんですよ。私も何人かに聞かれた、これ何やろうかと。  高齢者の方で、なかなか文書が来たからといって中身がわからない人もおるんで、その辺例えばですね、居宅事業所のケアマネさんとかにもこういったふうな文書を回しますぐらいの情報を教えておけば相談に来たときに答えやすい、そういったことはしました。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)お答えいたします。  居宅介護支援事業所等について現時点においては情報の提供等はしておりませんでした。  御指摘のように、ある程度の要介護状態にある方、おひとり暮らしの方等につきまして配慮をし、居宅介護支援事業所等関係の相談支援機関等に対して今後は、情報提供をするべきだというふうに思っております。御指摘ありがとうございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)できるだけ多くの人、登録してもらうべきと思うので、その辺また、しっかり対応していただきたいと思います。  次に、児童虐待防止対策について入ります。  先月ですね、十一月が防止月間だったんですけど、児童虐待の内容といいますか種類、さまざまありまして、心理的虐待、それから身体的虐待、ネグレクト、育児放棄、それから性的虐待等が挙げられます。  資料で、件数等をいただいてるんですけど、虐待の種類別の件数がわかれば、もし。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)子育て支援課の祥雲でございます。河野議員の再質問にお答えをします。  種類別の件数ということですが、まず身体的虐待につきましては平成三十年度の結果ですけれども、身体的虐待は三十四件、それから性的虐待が二件、心理的虐待が三十九件、それからネグレクトにつきましては二十三件で計九十八件となっております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)それからですね、虐待を受けた児童の年齢層は大体、乳幼児期、それから幼児期、〇歳から五歳までが多いのは約半数のようなんですけど、例えば虐待を加えた加害者というんですか、はどういったケースが多いんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)再質問にお答えをします。  加害者につきましては、以前は実母が多かったんですけれども、ここ最近は実父、それから継父からの虐待が増えているという傾向になっております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)この虐待の件数、これは通告件数と見ていいんだと思うんですけど、これ年々増加しているんですけど、増加の原因は主に何が挙げられるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)再質問にお答えをします。  増加の原因ということでございますけれども、私どもとしては三つほど要因があるのではないかなというふうに思っております。まず一点目が児童虐待にかかわる通告の義務というものがありまして、それが児童虐待防止法が平成十六年に改正を行いまして、以前は虐待を受けた児童が通告する義務があったんですけれども、十六年以降につきましては「児童虐待を受けたと思われる児童」に改正されましたのでその普及が出されているというふうに思っております。  それからもう一点が、平成二十九年度以降に夫婦げんかなどがもとで警察に通告があった場合は、子供に直接被害はないんですけども、その場にいれば面前DVということで心的虐待にカウントされるようになりましたので、一つ、そういうのが原因だろうというふうに思っております。  それから最後に三点目ですけれども、全国的にニュース等で虐待に関する事件が毎月のように報道されているということで、市民の皆さん方も関心が高まっているということも挙げられるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)発生予防、それから早期発見という意味で、保育園や学校現場から通告というのは義務づけられているのでわかりやすいんですけど、例えば乳幼児健診の未受診の家庭、それから未就園児、それから未就学児といった家庭への対応が必要なんだろうと思うんですけど、定期的な安全確認みたいなことは行われてるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)お答えをします。  定期的な安全確認ということでございますけれども、やはり保護者の中にも育児疲れとか仕事のストレスなどで困窮しているところもございますので、回答にもありましたとおり家庭児童相談や保健師などが定期的に訪問したりとかすることで予防に努めております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)例えば保健師等が訪問や面談で虐待が疑われたケースは、その場合ですね、どういった対応をするようになっているんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)お答えをします。  虐待が発見された場合は直ちに緊急受理会議というものを行いまして、関係課を集めまして開催をし、情報の収集をします。その後、児相に報告をしながら四十八時間以内にその子の安否確認を再度行う、というようなことをやっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)先ほど課長も言ったように通告の件数は増えているんですけど、一概に増えているから悪いとは言えないと思うんですね。それぐらい市民の関心が持てているということにもつながるし、そういったことで通告が増えたことで大きな事件につながってないというふうにも考えられると思うんですけど、これちょっと最後にしますけど、児童虐待の難しいと思うんですけど、抜本的な防止策というのは何かあるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)お答えをします。  抜本的な虐待の対策ということでございますけれども、抜本的かどうかわかりませんけれども、こちらが虐待として認知ができているケースにつきましては最終的には終結に向けて支援をしていくということで支援ができていきますけれども、ただ、私どもが認知をしてないケースがあるというふうに思っておりますので、いかにして虐待を発見するかということが一番の近道であろうというふうに思っております。  また、虐待も貧困と同じく、負の連鎖というものがあるというふうに感じておりますので、自分の子供のころはされていたというような意見もいろいろと聞かれますので、その辺も児相での通所をさせたり、再教育をさせたりとしたようなことを児相でも行っているようでございますし、加えて、子供へのしつけを名目にした虐待が後を絶たないことから本年、親による体罰禁止を明確にし、児相の機能強化を盛り込んだ児童虐待防止法と児童福祉法の改正が本年行われまして、来年四月より適用することとされておりますので、この改正が広く普及することによって虐待件数が減ってくるんではないかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)全国的に痛ましい事件が発生していますので、宇佐市においてですね、そんなケースが発生しないようにですね、できるだけ市民の周知、それから情報の共有と防止対策に努めていただきたいと、そんなふうに思います。  次に行きます。教育環境と施設整備ですね。  プログラミング教育なんですけど、まずですね、例えば職員の研修ですね、その辺はどういったことを計画していますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)学校教育課長の竹下です。河野議員の再質問にお答えします。  職員の研修を今、今年になってからプログラミング研修を進めております。ICT支援員が各学校を要請に応じて訪問して、九月現在では県に要請する研修等もありますので、そういったものも含めて、二十四校中十六校で今、研修が既になされておりますが、今後も機器の導入などに伴いまして、また今後、さらに全部の学校でできるように進めてまいりたいと思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)例えば授業を開始された場合、例えば教科といったらどういった教科になるんですか、具体的に学校で。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。  文部科学省から示されているものも具体的にどの教科でどの学年で何時間というのが具体的に決められているものではなく、例えば例として五年生の算数であるとか、六年生の理科であるとか、音楽とかですね、そういった例としては示されておりますので、そういった例を参考にしながら、そこのところでは必ず行うというような計画で、あと、総合的な学習等、いろいろな教科で計画を立てていかなければいけないというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)それで、現状のネット環境ですね、通信速度が遅いといった学校もあるんじゃないかと思います。その辺は確認できていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。  学校のほうから通信環境が遅いということで幾つかの学校から伺っておりますので、それについては現地で調査を行いまして、改善に向けて行っていきたいというふうに計画しております。  以上です。
    ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)来年四月から始まるんで、それまでには改善できますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)学校教育課とまた関係課と連携が必要でありますので、今、その調整をしているところでありますので、それまでに進めたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)ぜひしっかり整えていただきたいと思います。  それから、次、体育館の水銀灯ですけど、先ほど毎年各小学校に水銀灯の球切れ調査で優先順位をつけて五校ずつということでなってたんですけど、現状どんな感じですか。まだ切れている学校はありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育総務課長の上田です。九番 河野議員の再質問にお答えいたします。  今年度の調査につきましてはもう既に調査を行いまして、先月の末に比較的球切れの多かった四校の水銀灯の交換を実施いたしました。調査結果としましては、故障、切れていない学校が十三校であと一灯切れている学校が五校、二灯が七校で三個以上切れている学校が六校ほどありました。  球切れが多い学校とあと、その全体に対して何灯切れているかという部分で、率が高いところ今回は四校しましたが、実際まだ一灯、二灯切れている学校も残っている状況であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)一灯、二灯ならしようがないと言ったら失礼なんですけど、なかなか難しいんでしょうけど、安心院中学校の体育館ですね、先日ドッジボールの大会があって開かれたんですけど、ちょっと私行ったんですけど、非常に暗い。七本か八本切れていたんですよ。で、聞いたら結構、前から切れてるっちゅうことで。これ、どういったことでずっとこんな状態だったんかなと思ってですね。ちょっとその辺、調査がうまくできてないのやないか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)再質問にお答えいたします。  議員が言われましたドッジの大会、私もちょっと参加をさせていただきました。で、安心院中学校の体育館も私も見させていただきまして、八灯切れているのを確認いたしました。その時点では既に市のほうの調査は終わっていまして、その調査結果を見ますとやはり八灯という報告が来ております。  去年の調査では安心院中学校の球切れが三灯ありました。去年から今年にかけて増えたと思われます。安心院中につきましては先ほど申しました四校に含めておりますので、この八灯全て交換いたしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)もう交換したんですか。  はい、いいです、交換したんですね。  じゃあ次に行きますね。  健康増進対策でまず一点目ですね。先ほど助成金の実績がなかったということで、これはなかなか難しい問題なのでいいんですけど、例えば宇佐市内のドナーの登録者数というのはわかりますか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。  市内の登録者数ということでございますが、血液センターの所在地別に数を把握しておりますので、県内の登録者数はわかります。今年度七月末現在で四千二百八十七人となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)先日合同新聞に記事が載っていまして、十一月二十二日に「骨髄移植は命の贈り物」と題した骨髄提供された方とドナー経験を持つ方が集まった講演会が開かれたそうです。そういった周知活動、骨髄バンクのほうでもやっているんですけど、宇佐市においてこういった周知活動というか広報活動というのは行われていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  宇佐市では全戸に配布しております健康カレンダーやホームページ等で周知をしております。また、成人式などにおいて新成人の方に骨髄バンクのパンフレットを配布しております。県においても、事業所等に周知を行っているところです。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)こういった活動はぜひ引き続き行っていただきたい、そんなふうに思います。  それから次、特定健診、がん検診ですけど、徐々に受診率は上がっているとは思うんですけどほぼ横ばい状態なんですけど、この受診率というのは特定健診、がん検診については基本的に国保の方が対象なんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  市の健診では主に国保対象者となっております。職場の健診や人間ドック等で受けられている方も多いと思いますので、現在のところ全体を把握するところは難しいんですけれども、市の今、状況で受診率を提出しております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)国保の方の中で、受診率が四十何パーセントということで、若い人については事業所で健診を受けている方も多いと思うんですけど、そういった方に対してやはり受診率を上げるための取り組みというのはありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  事業所の方に対しては保健所が事業所と連携しておりまして、必要に応じて宇佐市でも健診制度や健康づくり事業の周知のために事業所の訪問をしたりしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)事業所は協会けんぽの関係と思うんですけど、やはり同じ市民としてですね、やはり若い人から高齢者までしっかり周知活動というか取り組みが必要と思うんですけど、今後何かそういった市民全体に対しての周知の方法というのは何か考えていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  市全体としましては、啓発活動をいろいろ行っているところなんでございますが、例えば健康カレンダーの全戸配布や特定健診の受診券やがんクーポン、がんクーポンはまた無料のクーポン等も送っておりますので、そういったときに勧奨用のチラシを配布したりでありますとか、健診がある際の地区回覧をしていただくとか、ホームページでの紹介であるとかしております。  そして、関係機関との連携の点に関しましては、医師会との連携をしまして特定健診を実施していただいておりますけれども、ポスター等の掲示等をしていただいております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)それではもう最後になりますが、肺炎球菌ワクチンの接種についてですが、高齢になればなるほど肺炎というのは非常に重篤な状態に陥るので、最後にですね、接種率を向上するための取り組みというのは何か考えてますか。 ◯議長(衛藤博幸君)簡潔に。健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  取り組みでございますけれども、現在チラシをですね、全戸配布しております。そのほかにも健康カレンダーやホームページ等で周知をしております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、河野睦夫議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。なお、再開は十三時三十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午後零時三十七分               ───────────────                 再開 午後一時三十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  十三番 井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)皆さん、お疲れさまでございます。十三番 求道会、井本でございます。久々の質問でちょっと緊張しておりますが、皆さんの暖かい会場のもとで進めさせていただきたいと思いますので、どうか最後までよろしくお願いいたします。  初めにですね、自分たちが、神宮周辺まちづくりを計画をお願いししですね、実行、そしてまた、計画実行通してですね、本当に宇佐地区のためにいただいた是永宇佐市長に感謝を申し上げですね、おかげをもちまして、事業の終わりを迎える運びとなりましたことに対してですね、お礼を申し上げ上げたいと思ってます。本当にありがとうございます。  そして、この事業に対しましてですね、七年間という長きにわたりですね、携わっていただきました、都市計画の職員並びに皆さん、かかわった職員の皆さん方にですね、お礼を申し上げ、今後もまたよろしくお願いいたしたいと思ってます。ありがとうございます。  協議会といたしましてはですね、かつてのです鳥居前、町をですね、にぎわった歴史と緑が調和したですね、町並み形成と散策したくなる町、観光客をもてなし、にぎわいを感じられる町を実現することを目指してですね、協議会も当初、皆さん方に声をお声かけしですね、町歩きから、現状調査、ワークショップ等を行いですね、そしてまた、先進地の視察研修、そしてまた、会の機運を高めることを目指してですね、御許山にてですね、うまい、おいしい宇佐米のコンテストをやり、そしてまた最近ではですね、国民文化祭においてですね、今日傍聴に来られてる方々と一緒にですね、竹灯籠でおもてなしをいたしました。  そしてまた、最近では先立ってありました、一日にありました宇佐神宮マラソンではですね、だんご汁、豚汁等の炊き出しでですね、おもてなしをしたところでございます。  会の機運のほうもですね、本当にこう、事あるごとにですね、協力していただいて、本当に前向きに捉えてですね、協力してくれたお陰と、本当に地域の方に感謝している次第でございます。  ちょっと少し前置きが長くなりました。本題のほうに入りたいと思います。  一項目めのですね、宇佐神宮周辺景観まちづくりについての一ですね。ハード整備が本年度末百体社側を残してですね、完成する中、地域における今後の取り組みについてお尋ねいたします。  二番目。宇佐神宮、宇佐商工会議所、宇佐市観光協会等との連携、取り組みについてをお伺いいたします。  二項目め。農業振興についてお尋ねいたします。大規模圃場整備事業の現状について。  二項目め。水田から畑地化の現状についてをお尋ねいたします。  三項目め。矢部地区より、これはもう二回目になりますが、矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレンジ道路についての一ですね。現状と、今後の取り組みについて。  二項目め。正月の雑踏防止の現状と、今後の取り組みについてをお尋ねいたします。  四項目め。学校での、草刈作業が大変と聞いております。その分の一項目め。草刈り作業後の処理で皆さんが困ってると聞きましたので、ちょっとそれについてお尋ねをいたします。  以上四項目についてですね、当初の質問をさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、井本裕明議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十三番 井本議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、農業振興についての一点目、大規模圃場整備事業の現状についてでありますが、現在、市内では大区画圃場整備や、水路、暗渠化排水の整備を行うことで、省力化と担い手へのスムーズな農地の集積が進む仕組みを構築し、集落営農組織や個人農家などが低コストで維持可能な営農を可能とするため、県営の農業競争力強化基盤整備事業が行われています。  一ヘクタールを基準とした水田の大区画化を行っている川部、畑田、江須賀地区では、今年度までに五十三・七ヘクタールの面整備が完成をし、来年度の道路整備と用水路整備で事業は完了する予定であります。  この大区画化に伴いまして、米六十キログラム当たりの生産コストが一万三千円台から九千円台へと低減したと伺っております。  また、既設の圃場の畦畔を取り除く簡易の方法での区画拡大を行う整備は、蜷木、布津原、御沓地区で行われており、令和四年度までに完了する予定であります。  それぞれの地区の要望に合わせ、区画拡大と水路のパイプライン化、地下かんがい排水施設、暗渠排水、農道整備等を行っております。  二点目、水田から畑地化の現状についてでありますが、本市ではこれまで、米、麦、大豆の栽培を中心とした、いわゆる土地利用型農業が展開をされてきました。  特に栽培品目の中心である米については、消費量の減少、価格の低迷に加え、生産数量目標の配分廃止などの米政策の見直しにより、市場が求めるものをみずから経営判断して作る農業への変革が求められております。  このため、本市では、国の進める構造改革の促進と相まって、県と連携をし、農地の集積、集約化による規模拡大や水田農業の低コスト化などを図りながら、水田畑地化による、高収益作物の導入を推進しているところであります。  畑地化の現状については、代表的な品目として、白ねぎや小ねぎが挙げられ、白ねぎ栽培については、和間地区で、小ねぎ栽培については八幡地区でそれぞれ取り組まれております。  今後は規模拡大や新規就農者の参入とあわせて、にんにくや甘藷など、農家が取り組みやすい品目の導入を行うとともに、作物ごとの栽培に適した基盤整備を推進してまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの宇佐神宮周辺景観まちづくりについてを、建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。十三番 井本議員の一般質問にお答えします。
     一項目め、宇佐神宮周辺景観まちづくりについての一点目、ハード整備が完成する中、地域における今後の取り組みについてですが、宇佐神宮周辺地区では、平成二十五年度から、地域住民及び関係団体で構成された宇佐神宮周辺景観まちづくり推進協議会との官民協働による社会資本整備総合交付金を活用した街なみ環境整備事業に着手しました。  これまでに、横町通りの電線地中化及び道路美装化、生代通り・白橋参道・魚町通り・プロムナードの道路美装化、白橋参道・プロムナードへの休憩施設整備、小山田記念公園・ポケットパーク整備、修景助成などを実施し、町並みは大きく生まれ変わっております。  現在、令和二年度のハード整備完了に向けて、勅使街道の電線地中化及び道路美装化整備に取り組む中、街道周辺の空き地、空き家の点在が課題となっています。  過去、協議会による空き家の調査が実施されていることからも、にぎわいの創出に向けた協議会による各種取り組みが重要になってくるものと考えております。  二点目、宇佐神宮、宇佐商工会議所、市観光協会などとの連携取り組みについてですが、ハード整備完了後は、空き家、空き店舗対策、回遊性を高める取り組み、地域住民への観光客に対するおもてなし意識の醸成、活動を継承する人材育成、景観の維持など、ソフト面での各種取り組みが大変重要となってきます。  魅力あるまちづくりを効果的に進めていくために、地域、宇佐神宮市観光協会、宇佐商工会議所、行政が連携して、にぎわいの創出を目標に取り組みを行うことが肝要だと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレンジ道路についてを、経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。十三番 井本議員の一般質問にお答えします。  三項目め、矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレンジ道路についての一点目、現状と今後の取り組みについてですが、広域営農団地農道整備事業宇佐第二地区は、矢部地区から立石地区を結ぶ農道として、平成八年度から、南宇佐工区の二千メートルと、立石工区の五千百三十メートルの合計七千百三十メートルで整備が行われています。  南宇佐工区につきましては、本線工事が完了しており、広域農道から寄藻川にかかる成久橋までの取りつけ道路七百二十メーター間で測量設計が完了している状況です。  事業主体の県によりますと、南宇佐工区については用地測量が終わっていることから、年度内に用地買収を行い、買収が完了すれば令和二年度から工事を行う計画であるとのことです。  また、立石工区につきましても、現在、用地交渉中であり、用地買収が終われば本年度から工事に着手すると伺っています。  市としましても、早々に取りつけ道路の整備が行われるよう県に対し働きかけを行っていきたいと考えています。  二点目。正月の雑踏防止の現状と今後の取り組みについてですが、宇佐神宮、市観光協会、警察署、地元関係者、市などで構成する市雑踏防止対策連絡協議会において、年末年始における宇佐神宮に通じる国道並びに周辺の交通渋滞を緩和するための措置を協議しています。  平成三十年から、正月三が日の間、宇佐神宮、市観光協会、本市で経費を負担し、総合運動場から宇佐神宮までのシャトル便を運行してきたところです。  利用者数は、平成三十年は延べ千三百三十三人、平成三十一年は延べ四千二百十人と増加しています。  令和二年は、さらに利用者の増加を図るために、発着所を従来の総合運動場からウサノピア南側駐車場に変更し、宇佐神宮までのシャトル便を運行する予定です。  今後は、宇佐インターや国道十号からの誘導看板や、警備員の配置増加等により、臨時駐車場やフラワーロードを利用した迂回路の周知を強化したいと考えています。  議員御指摘のオレンジ道路につきましては、整備が進み、使用可能となれば、対策もあわせて関係機関と協議しながら、市雑踏防止対策連絡協議会で対応したいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目めの学校での草刈り作業についてを、教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育次長の上田でございます。十三番、井本議員の一般質問にお答えします。  四項目め、学校での草刈り作業後の草の処理についてですが、市教育委員会では、小中学校の清掃活動における雑草等の処分についてを各学校に通知しています。その中で、廃棄方法として、一般廃棄物収集運搬を活用する方法と、学校用務員を活用する方法を提示しています。  廃棄物収集を活用するときは、雑草等は、除草作業後、適宜乾燥させた上で袋詰めし、可燃ごみとしています。  また、学校用務員を活用するときは、用務員が、その学校で作業を行う日に合わせて、トラックなどでごみ焼却センターへ運搬、廃棄をしています。  なお、雑草等の焼却処分については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により禁止されていますので、学校における焼却処分は禁止する旨をあわせて通知しています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁を終わりましたが、再質問があれば許します。  十三番 井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)それでは随時ですね、一項目めから再質問させていただきたいと思ってます。  一項目めの一点目ですが、いよいよですね、ハード整備のほうも順調よくですね、完成する運びになりました。  そして、その後ですね、地域の方々が、この度ですね、いろいろと、今までの現状を含めてアンケート事業取り組んでですね、一応、アンケートのほうも、十一月末をもってですね、一応、結果が出たような状態にあります。  その中で、ハード整備の中で、本当にこう、何といいますか、道路整備のほうは本当に順調よく流れてですね、いっていると思います。それとまた、街灯のほうに際してもですね、今、街灯のほうがついてですね、皆さん本当に明るくなったなという感じで、本当に治安のほうにも対してもですね、安心感が持てる状態にあっております。  ただ、アンケートの中で見てみたところですね、周りの勅使街道にはですね、右と左に側溝がありましてですね、その側溝がちょっと不安で、通学路も兼ねてますんで、子供さんあたりがですね、飛び込みやすいような感じもあるので、側溝自体は浅いんですけどね。景観から見てですね、石垣のほうもこのたびですね、整備をしていただいてるんですが、底のほうもですね、泥がたまってですね、ちょっと水はけもよくない状態でありますので、その部分をどうかしてくれという、アンケートの調査の中でですね、出ております。そういったのはまた追って、事業が終わった時点で、どうとかなるんであればお願いしたいなという感じなんですが、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)都市計画課長の城でございます。井本議員の再質問にお答えいたします。  今言われた側溝につきましてはですね、今までも懸案事項ということでなっておりましたので、これが土木サイドになるかとかですね、いろんな、ちょっと過去もございましたが、事業としては、今年度の繰越事業で、来年度、最終を迎えるということで、事業としては来年度終了という思いを持っておりますが、今言われたような側溝であったりですね、それについて、今の現状としても対応できるかできないかで、今、大変苦慮してる状況がございますので、これにつきましては、少し検討課題ということでですね、させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)とかですね、できるんであればですね、早めに計画を立てていただいて、観光客の方々が散策する上でですね、気持ちよくまわれるような形が、整備によってですね、生まれてくるんじゃないかなという感じでありますので、どうか、ちょっと費用はかかるかもわかりませんけど、どうかよろしくお願いしたいところでございます。  それとですね、あとですね、整備する中で、ちょっと勅使街道のほうも、一キロちょっとありますので、散策する上でですね、ベンチ等が間にあればですね、よろしいんではないかという、ベンチの設置の意見も出ておりますんで、そういったのはどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。  今回のこの事業でですね、周遊をしていただくというのが一つの目的でもありますので、百体社までのずっと整備が来年になりますが、その間にポケットパークとかもですね、整備のほうも若干考えておりますのでですね、そういったもので対応できるかも含めて、事業ベースでですね、できるかをちょっと考えてまいりたいというふうに考えております。  ですから、一つずつのベンチを置けるかどうかっていうより、そういった施設的なものでいけるかとかですね。そういったことで、ベンチをどう置くかっていうことはこの事業としてはちょっと、私の中ではちょっと、厳しいのかなと。一つずつ道路の中に置いていくとかいうのはちょっとどうかなっていう考えを持ってますが。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)わかりました。  また、地域の方々と話しながらですね、また、いい方向で進めていきたいなという感じに思います。  あと、勅使街道の十号線から入るところがですね。今ちょっと電柱があるせいでですね、狭くなってですね、入る方、出る方で、渋滞している場合はですね、ちょっと気持ちよく、左側に寄せてとまっていれば入りやすいんですけど、真ん中近辺にとめて出る方がおった場合、信号待ちした場合ですね、接触事故等がちょこちょこあったみたいでですね、その分も、入口のほうの拡張をですね、幾らか拡張できればですね、そういった方向でしていただければという意見も出ております。その点はどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。  今、議員が言われた道路は西参道に入る、ちょうど信号のところだというふうに考えております。そこについてがちょうど、看板がちょうど、たしか、ライオンズさんか、看板が立っててですね。そのところにちょうどうちの、電線地中化にした設備をちょうど置いてる箇所がありますので。  それとあと、どうしても用地については、少し三角になった地点のところもですね、広げるとなると、用地の買収とかも伴いますんでですね、その辺も、今言われた点につきましては大分側から右折する場合とかですね、そういったことも含めて、確かに問題点というか、課題点はあると思いますんでですね。ちょっと、どういう形になるかは私たちも、今、即答はできませんが、そういった問題点については検証してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)前向きにですね捉えていただけたら。  大体、大分方面から来るお客さん、西参道に入るお客さん、勅使街道ですね、入るお客さんは少ないと思うんですね。主に中津方面から来たお客さんのほうが、断然多くてですね。通行していくんじゃなかろうかなという感じがありますので、また、道路の状況、また見ていただいて、前向きによろしくお願いいたします。  それと、先ほど言ってましたですね、空き家空き店舗が、結構、ここ何年かでですね、進んでいく形があります。協議会のほうも、空き家のほうの調査もさせていただきましてですね。どうとか商店あたりがですね、入ってくる運びになればいいなという形で、皆さんで声かけのほうはですね、やってるんですけど、何せ地域の方々の声かけですのでですね、ちょっと、声も遠のいていくような形になっておりますんで、補助金等の分を含めてですね、どうとか一般市民の方々に手広くですね、御案内ができればありがたいかなという感じで思っておりますんで、そういったのはどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。  今、空き家店舗対策です。それにつきましては、まず、集計については、来年度新年度も継続というか、繰り越しがございますので、集計の部分でもまず活用できるということと、あの地域については、商工振興サイドの空き家空き店舗の補助金がございますしですね。あと、創業起業のほうでも活用できるということで、三つをかみ合わせればですね、かなりの投資効果があると思いますので、そういったことで呼び込めれば、そういった方も、いい空き家物件があればですね、入ってくるんじゃないかなというふうに思いますので、そのあたりは私たちも含めて、協議会さんのほうもですね、ぜひ、声をかけていただいてですね。やってもらいたいなと思っておりますし、市としても、PR、振興含めてですね、してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)ありがとうございます。本当にいいものができて、宝の持ち腐れにならないような形でですね、自分たちのほうも協議会としてですね、努力して、本当ににぎわいのある、勅使街道に、昔に倣ったですね、勅使街道にしていきたいなという形で、協議会会員一同ですね、頑張って取り組んでいきたいなという感じで申し上げでございます。  それでは一応ですね、一項目めの一点目については一応終わりたいと思います。どうかよろしくお願いします。  二点目のですね、市だけではですね、取り組みが難しいところが多々あるんじゃないかなという感じで、宇佐神宮並びに商工会議所、市、観光協会のほうにも働きかけをしていただいてですね、それぞれの団体が一つずつでいろんな部分の行動を起こすではなくてですね、市と連携しながらですね、ともにですね。  宇佐には、本当に宇佐神宮並びに、安心院には鏝絵とかですね、院内には石橋、そしてまた四日市には門前町もありまして、観光PRする素材というのは本当に多い宇佐市じゃないかなと思います。歴史ある町並みがですね、こぞってありますので、そういった部分を含めてですね、自分が言うのはあれなんですが、どうとか、連携する宇佐神宮並びに商工会議所、観光協会の連携をですね、さらに密に声かけをしていただいて、どうか前向きに、ポスターあたりとか、いろんな部分の宿泊あたりに関してもですね、連絡を取り合いながらできないかなという感じがあるんですが、それはどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。  当課では、これまでも多くの観光客が訪れます宇佐神宮を中心に施策を進めてまいりまして、また、今後ともですね、さらに、周辺に導くことで滞在時間を延長していただいて、他地域への周遊観光に、これを促進していこうというような方向で行っております。  宇佐神宮、観光協会と連携してですね、これまでもWi‐Fi整備や案内版整備、日本語や英語の周遊パンフレット、マップですね。それから、インバウンドを含めたガイド育成、また、外国人ブロガーの招聘事業等々行ってございます。  また、本市が加盟する豊の国千年ロマン観光圏、こちらのほうでも、県やツーリズムおおいた、また、関係自治体と観光協会が広域連携いたしまして、圏域が誇る主要な観光スポットである宇佐神宮の情報発信、また、特有の伝統行事である行幸会などを活用した参加型ツアーの、こちらの造成なども行って、国内外の観光誘客を図っているところでございます。  また、宇佐神宮さんにいたしましても、国民文化祭を初め、六郷満山誘客キャンペーン、また、ラグビーワールドカップなど、これまでも多くの行事に御協力をいただいております。  また、最近では、六郷満山関係の組織と連携しまして、多言語解説システム等々、インバウンド対策に取り組んでおられ、国内外の観光誘客のほか、流鏑馬行事など、新たな行事も始められたところでもございます。  また、商工会議所におきましても、夏越祭りのほか、多くの祭りの開催、また、キャッシュレスやWi‐Fiの整備等々行っていただいております。  今後とも、宇佐神宮、宇佐商工会議所、観光協会もとより、関係各課、市民団体、広域組織とも連携いたしまして、宇佐神宮及びその周辺地域へのさらなる誘客施策に取り組んで、滞在時間の延長促進、それから、市内への周遊等々につなげていきたいと思っておりますので、協議会を初め、仲見世、そして周辺事業者、地元住民の皆様にも御理解と御協力をいただきたいなと思っておるところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)ありがとうございます。本当にいろんな取り組みでですね、していただいてるという、本当にありがたいなという感じで思っています。本当にそれが皆様方に、いずれの人でも、いろんなフェイスブックとかですね、流れがわかるような形でしていただければ、本当に前向きに宇佐の観光がですね、アピールでき、また、PRできていくんじゃないかなという感じで思いますので、よろしくお願いいたします。  一項目めの部分で、最後にですね、これは市長にお願いをしたいんですが、一応、四日市のほうのまちづくりもできましたし、宇佐のほうもできつつあります。できた時点でですね、安心院のほうにはワイン祭りも復活しましたし、院内のほうの祭りも徐々に手広くなっていると思います。  その中で、自分たちが神輿をかついだ時期ぐらいに、宇佐ではふるさと祭りがあってました。完成を機にですね、どうとか、宇佐のですね、地産地消含めて、いろいろな部分で、商工会議所のほうも、有名な店舗も産品を使って出しております。そういったのを含めてですね、ふるさと祭りの復活ができればいいかなという感じで思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)井本議員の再質問にお答えをいたします。  以前、行われていたふるさと祭りを復活してはどうかというような御趣旨だったというふうに思いますけれども、今、商工会議所のほうではですね、以前は三大祭りということで、四日市の七夕と長洲のみなと祭りの花火、そして夏越祭りということだったんですけれども、駅川地区が一つぽっかりあいているということで、今、リバーフェスタということでですね、四つ今、取り組んでおられるということであります。  そしてまた、ふるさと祭りの時期には、今、宇佐のファーマーズの方々が、収穫お福分け祭でやってたことがですね、三和酒類さんとJAおおいたさんとセットになりまして、先般ですね、宇佐農業祭ということで、メルクスのところでですね、大がかりにやってるとこでありますので、今そういった形で、もう既にある程度形がですね、関係者の間でできておりますので、そうした中でふるさと祭りがどういった形でですね、取り組めるのかっていうのは、ちょっと研究課題とさせていただきたいなというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)どうか本当、市長、前向きにどうか捉えてですね、本当に農工商連携してですね、宇佐の産品一同に会してですね。  本当、ふるさと祭りのときに、五万、六万のですね、人出があったと話聞いておりますので、そういったイベントというのは、宇佐では数少ないイベントになるんじゃなかろうかなという感じで思いますんで、どうかよろしくお願いいたします。  それでは、二項目めのですね、農業振興についてをさせていただきます。  自分は思うところがありましてですね、本当に、大規模整備をしてですね、農家の方々が、本当に省力化になってですね、作業しやすい環境になってるんかなという部分がありましたので、ちょっと質問させていただいたんですが。  それで、自分も現場をですね、見させていただきました。そうしたら、一町田、二町田、三町田という区画になっていたような気がしてるんですが、その部分でですね、本当に大型の農業経営の方向になりつつあるんだなという感じで思うんですが、今時点で、認定農業者含め、農業団体含めてですね。十年後を見据えた場合、大型農業機械を使える人たち、担い手の人たちがですね、後継ができていくんかなという部分があるんですが、それはどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)耕地課長の土居でございます。再質問にお答えいたします。  十年先を見据えた農業が、今後、担い手を含めどうなっているかという御質問ですが、現在、認定農業者といった担い手を中心に営農をやっていただいております。そういった方々も、高齢化はもちろん進んでおりますので、現在、人農地プランというものを、全といいますか、地区に入って作成するような計画になっておりますので、それを策定して、地区の担い手が誰なのか、後継者は誰なのかというのを、奥さんとか家族も含めた中で協議してもらうような計画になっておりますので、それで担い手を決めていければと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)わかりました。大型機械化になった場合ですね、本当に年配の方々は車と一緒ですね。事故に遭遇するような形が多々あるんじゃなかろうか。畑田、そういったところは平坦でありますんでですね、水路に転落するということは余りないと思います。道路も広い感じで作られておりましたんでですね、ないと思うんですが。  何せですね、担い手がなければですね、そういった関してもですね、機械があっても動かす人がなければですね、本当どうしようもならない状態になりますので。
     そういったのも含めてですね、後継者を育てていくような環境づくりをですね、ぜひとも前向きに捉えてしていただければありがたいかなという感じで思います。  それで、あと二項目めのですね、畑地化のほうなんですが、私の知り合いがですね高田におりましてですね。高田はネギのほうが栽培が盛んなんですね。その時点で、高田でもうネギが作れない、作りたくても作れない、圃場が足りない状態にあるということで話を聞きましてですね。そうであれば、宇佐市のほうが畑地化をしていく上でですね、高田の人が入って一緒に経営ができていって、そしてまた、経営方針も高田の人が先代からしてますのでですね、いろんなノウハウを持って作業してると思うんです。  その中で、本当に商業じゃないで畑地化をですね、もう十町、二十町のような形でですね、畑地化の計画をしていただいて、ネギの収益から見た場合ですね、米の場合と全然違う収益が上がる部分がありますので、どうとかですね、畑地化をですね、拡張するような形でできないかなという形で思っておりまして。  それに対してですね、自分がふと考えたのが、長洲の港がですね、土砂でどんどんどんどん埋まっていってます。その土砂をですね、畑地化のほうに運ぶことができないかなという感じで思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)再質問にお答えいたします。  長洲の砂に、海の砂につきましては、実は昨年度、その土を利用いたしまして、モデルでありますが、五反ほどの畑地化を行いました。  今、白ネギを栽培するために、そういったモデル地区として五反の整備を行ったわけでございますが、今後また、そういった畑地化を進めていく上では、砂というのは重要なものになってくると考えておりますので、そこはまた、関係機関と協議して、そういった利用ができるような、協議は進めていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)本当に長洲の漁港の方々もですね、本当困っているような状態でありますので、それがうまい具合に再利用できればですね、お互いにうまくいける状態であります。  そしてまた、海岸のほうも、耕せばですね、またいろいろな部分でですね、漁業のほうの部分でですね、助かっていくんじゃないかなという感じがありますので、どうとか、使える部分はですね、大いに使っていただいて、本当に畑地化が広がってですね、皆さんが農業収益が上がるような形のですね、畑地化の推進をしていただければありがたいかなという感じで思う次第でございます。よろしくお願いいたします。  それでは三項目目のですね、矢部地区より宇佐神宮南側に、オレンジ道路の件に行かせていただきます。  一点目の部分は、前回、質問させていただいた部分で、あったときには、二十九年度からですね、一応、工事かかるんであろうという部分がありましてですね、なかなか工事が進んでいかないので、地区の人たちも、用地の買収は話があったんだけど、尻切れとんぼでですね、今は全然話がないんで、井本くん、どうかちょっと聞いてくれんかなという感じでありましたので。二十九年から三十年、三十一年になった経緯は何かあったんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)再質問にお答えいたします。  二十九年度から今まで着手できなかった経緯でございますが、県のほうに確認いたしましたところ、立石工区のほうが、まだ、本線も着手できておりません。そういった関係で、広域農道、南宇佐工区と立石工区に分かれてるわけではございますが、立石工区のめどをある程度つけたいという思いもあったみたいで、二十九年度から三十年度の区間につきましては、立石工区の本線部分の協議を地元に入って進めていたような状況だと伺っております。  そのために、ちょっと下がりましたが、今年度にはまた、南宇佐工区の取りつけ道路についても着手していきたいというお話を伺っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)ありがとうございます。今はですね、狭い中でもですね、安心院の方々とかですね、院内の方々があそこを通って宇佐に来たりですね、高田方面に行ったりする人が結構増えております。交通量もですね、増えておりますんでですね、安全面から考えてですね、一日も早く拡張できればですね、みんなもいいんじゃないかなという感じで思いますので、どうか前向きに声かけていただいて、早々によろしくお願いいたします。  あと、二項目めのですね、オレンジ道路の雑踏防止の関係でですね、同じ兼ね合いがあったもんですから出させていただいたんですが、今、宇佐保育園まで行く道路が拡張できればですね、宇佐神宮裏の宮迫の人たちがですね、毎年ですね、正月三日間はですね、出ることができないんですね。出たら入れないからですね。入れないんですよ。本当に陸の孤島みたいな形でですね。大災害があったときに、通行止めになったような形でですね。出るのは出ても、今度は一方通行で渋滞してますんで、自分の家が目の前十メーターのところにあっても、一方通行があってですね、みんなずっとずっと参拝客の方々が、参拝した方が、迂回路で通るもんですから、家に帰れない状態が続いております。  その部分でですね、これも神宮さんとちょっと一回話したことがあるんですが、あの道をですね、離合できるような拡張ができればですね、一番ありがたいかなという部分もあってですね、ちょっと出させていただいたんですが。  何といいますかね、石垣もですね、石垣の中に溝があるんですが、その部分で含めてですね、水路を移動してもいいよというふうの回答があったような気がします。だから、あとはもう、神宮さんのほうが用地を提供していただければですね、前向きにいくような形になりますんで、それも含めてですね、課のほうで検討していただければありがたいかなと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  それでは最後にですね、四項目めのですね、学校での草刈りのほうなんですが、草刈り作業後にですね、刈った草をですね、処分をどうしようかという部分で、今困ってるという学校さんが多いということで、ちょっと質問させていただいたんですが。  宇佐では、一斉清掃のときには、何といいますか、清掃車が来てですね、土砂並びに草をですね、その日か次の日にですね、撤去していただいてるんですね。だから、そういった形で学校でも、その日か次の日にですね、一斉に草をですね、一度に処分をしていただければありがたいんですよちゅうことで言われました。  去年の、保護者が出て一斉掃除するときが、夏休みの第三か第四日曜日ぐらいに一斉清掃で草刈り作業を保護者がしていただいてるんですね。今までは、学校当たり、広いところであれば置くところがあったんですが、置くところがない学校が多くなってですね、燃やすこともできない、処分をどうしたらいいかという部分で、困っておるような状態で話聞いております。  その部分で、保護者が出て刈った草をですね、どうとか処分する方法があったらですね、市優先で、パッカー車なり搬送していただいて、処理していいただくことができないかなという感じで再質問させていただきます。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育総務課長の上田です。十三番 井本議員の再質問にお答えします。  教育委員会のほうでは、回答のほうでも少し触れさせていただきましたが、基本的には小中学校の可燃物、不燃、古紙類の収集運搬について、一般廃棄物の業務委託契約を行って、業者のほうに学校から出るごみの収集運搬を委託しております。  基本的には、ごみ、草刈り後の草などについては、可燃物の処理という形で処理していただきたいというふうに学校のほうに通知はしておりますが、一斉の草刈り等で大量に出た場合、確かに、今、業者のほうに確認しますと、一回で多いときに十袋から十五袋ぐらいのごみは収集しているようでありますが、大量に出た場合は、当然、何回もかかりますので、その際は、一度相談していただければというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)そうすれば、一応、今回も夏に刈ったものは、次長さんが言われたように、ごみ袋にですね、三百ぐらい入れてたそうです。そして、十袋ずつ都度都度取りにきてくれたんですけど、まず三百という個数がありましてですね、下のほうがだんだんだんだんくさっていってですね、虫も湧いたしウジも湧いたような感じで、処分、早くしてくれないかなという部分があってですね、どうしようもならない状態に陥ったような次第がありましたので、十袋、二十袋と言わずですね、早々に処分できる方法はないんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)再質問にお答えします。  確かに、一般の収集運搬を利用しますと、ある程度限りがあります。今回、今、議員さんがおっしゃったように三百も出ますと、一気に片づくものではありませんので、回答のほうでも少し書かせていただきましたが、学校用務員がおります。少し大きなトラックなどを使ってですね、トラックまたはパッカー車などを利用して運ぶことも可能かなと思っておりますので、そこら辺を少し、相談があれば考えていきたいなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)もしよかったらですね、処分先がわかればですね、PTAの会員さんで軽とかトラック持ってる方々があるんじゃないかなと思うんですよ。だから、ここに持っていってくれとか、そういった処分するところがあれば教えていただければですね、その日にも処分できるんじゃないかなという感じがあるんですけど、それはどうですか。 ◯議長(衛藤博幸君)清掃事業局業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(畑迫智統君)清掃事業局業務第二課長の畑迫です。井本議員の再質問にお答えいたします。  センターのほうでもゴミのほうは受け付けておりますので、事前に申し入れをいただければですね、教示をして受付をしております。そのときに、幹の太さが六センチ以下、それから、長さが五十センチ以下になるようにですね、炉の入る、細くするようにしていただければ、一回で軽トラ三台分ぐらいはですね、受け付けしておりますので、ぜひ利用していただければと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)それでは、ごみ袋に入れなくても軽四でも草ですからですね、枝切りはないと思うんですよ。草でありますんでですね。軽四で三台ぐらいまで受けてくれるということで、前もって電話して、日曜日でもいいわけですか。 ◯議長(衛藤博幸君)清掃事業局業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(畑迫智統君)業務第二課長の畑迫です。再質問にお答えいたします。  ごみ袋には入れなくても結構です。ただ、土日は休みでありますので、平日の八時半から四時までの間にお持ちいただくようお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)はい、わかりました。それでまた、学校と相談させていただいてですね、前向きに。  一応、受け入れする場所がわかればですね、学校のほうもですね、早々に処分する方法があればですね、その方向でしていただければ、後々ですね、困ることもないんじゃないかなという感じでありますので、いろいろな部分でよろしくお願いいたします。  それではちょっと早いんですけど、これで一応終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で井本裕明議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十四時四十分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後二時二十七分               ───────────────                 再開 午後二時四十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)皆さんこんにちは。初日大トリを務めます、求道会、議席番号二番 吉田でございます。  一般質問に入る前にですね、最近よくテレビで日本を代表するようなスポーツがたくさんありました。ラグビーワールドカップもそうですし、プレミア十二の野球もそうです。  その中でですね、私の息子は野球をしてまして、特に、野球観戦することも見ることも大好きで、手に汗を握りながら、しっかり観戦させてもらってるんですけど、皆さんも、高校野球、甲子園もそうですけど、プロ野球等に関してもよく耳にする言葉があると思います。チームを助ける一打とか、投手を救うプレーとか、そういう言葉を自分は耳にしてですね、我々この市議会議員、執行部と力合わして、宇佐市のために、宇佐市を助ける一打なり、宇佐市を救う行動なりをとって頑張っていきたいと思います。そういう思いを胸に、一般質問をさせてもらいます。  一般質問する前にですね、まず、三点目の一項目め。防犯無線とありますけど、これを防災無線に変更をよろしくお願いします。  二点目。危難訓練とありますけど、これを避難訓練と訂正をよろしくお願いします。  それでは一般質問に入ります。  一点目、長洲の八間道路から長洲漁港の通りに鮮魚や干物など長洲の魚を販売するところや食事のできるところを作れないか。  二点目。宇佐市三大夏祭りの一つでもある宇佐市みなと祭りや、長洲葵祭りが、少子高齢化や資金不足等により、祭りの存続が厳しい状態にあるので、補助金等を投入して残していく方法はないだろうか。  三点目。防災無線に関すること。  一点目。防災無線が聞こえづらいとの声が多いが、その対応は。  二点目。近年、大雨や台風など災害規模が大きくなっていく中、避難訓練など、各自治体と連携して行ってはいかがか。  三点目。災害時に消防団との連携や連絡を今まで以上に強化をできないか。  以上、質問をいたします。わかりやすい答弁をよろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、吉田泰秀議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、防災に関することについての二点目、避難訓練など、各自治体と連携して行ってはについてでありますが、大規模災害等の場合には、各自治体との連携が重要と認識いたしております。広域行政を所管する県では、毎年、南海トラフ地震やそれに伴う津波を想定した訓練や原子力災害に伴う訓練など、県下市町村交えて実施しており、本市も参加しております。  今後もこのような広域訓練に積極的に参加することで、連携を深めてまいりたいと考えております。  また、市内においては、自主防災組織を中心に、防災訓練や学習会が行われるとともに、自治会連合会においても、中学校区単位で計画的に防災訓練を実施する方針といたしております。  市としましては、多くの地区が実施できるよう訓練へ職員を派遣するとともに、炊き出し用食材、防災資機材等、必要な経費の三分の二を補助しているところであります。  三点目。災害時に消防団との連携や連絡を今まで以上に強化はできないかについてですが、災害が予想されるような場合、消防本部から情報連絡員が市災害対策本部等に派遣され、情報収集、情報共有が行われます。そのうち、消防団の出動が必要な場合は、消防本部通じ、消防団長を介して消防団へ連絡指示が行われております。  また、建物火災等のときは、防災無線での放送により周知するとともに、メールでも各副分団長までの役職員に連絡をしております。  今後とも、消防本部、消防団との連携強化に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの長洲の八間道路から長洲漁港の通りについてと、二項目めの宇佐市三大祭りの一つでもある宇佐市みなと祭りや、長洲葵祭りについてを、経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。  一項目め、長洲の八間道路から長洲漁港の通りに、鮮魚や乾物など長洲の魚を販売するところや食事のできるところを作れないかについてですが、長洲は水産業を中心ににぎわいが創出された地区であり、以前は多くの魚介類が水揚げされ、その水揚げされた魚介類の販売や加工などに関連して、多くの商店や飲食店もあったと記憶してるところです。  しかし、漁獲量の減少や魚価の低迷、魚食離れなど、全国的な傾向と同様に、本市の水産業も大変厳しい状況となり、水産業で栄えていた長洲地区のにぎわいも少なくなってきています。  大分県漁協に在籍する長洲地区組合員は十年前の平成二十一年度と比較して、九十六人減少し、平成三十年度は百十二人となるなど、過疎化、高齢化が進行しているところです。  そのため、本市では、平成二十二年度に宇佐管内漁業三年再生計画を策定し、漁場生産基盤の整備、流通基盤の構築、漁場活動の円滑化などの取り組みを進めてきました。  特に、長洲浜部のにぎわいの創出と活性化を図るために、平成二十二年十月から、宇佐市長洲浜の市を開始、本年五月までに計八十三回を開催し、魚介類の直売や地元水産会社の加工品、乾物などを販売しているところです。  その他、今年度は、漁協青年部を中心とした長洲みなと朝市の復活や、市内の酒蔵による宇佐角打ち酒蔵まつりの開催など、長洲地区在住の若い力により、にぎわいの創出が徐々にではありますが図られているのではないかと考えているところです。  引き続きこれらの取り組みを支援していくとともに、議員の御質問のように、地元産の魚介類などの直売や飲食店の出店ができないか、漁協や業者、関係機関とも協議をしていきたいと考えております。  二項目め、宇佐市みなと祭りや、長洲葵祭りが、少子高齢化や資金不足等により、存続が厳しい状況にある。補助金等を投入して残していく方法はないかについてですが、市では、駅館川リバーフェスタ、宇佐市七夕夏まつり、宇佐夏越祭り、宇佐市みなと祭りを対象に、実施主体である宇佐市夏祭り振興協議会に夏祭り振興事業補助金を交付しています。四つの祭りに対する予算配分につきましては、実施主体の意向で行われています。  この補助金とは別に、みなと祭りに対しては、長洲のためにと指定されたふるさと応援寄附金を、本年度から三カ年でメッセージ花火代などに活用していくこととしています。  なお、長洲葵祭りなどの地域の祭りや伝統芸能に対しては、これまでも、一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業などを活用して、備品整備などの支援を行っています。  市としましては、引き続き、実施主体と協議し、可能な範囲での補助や広報などの支援を行い、地域の活性化に努めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。
    ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの防災無線に関することの一を、総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)総務部長 久保でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、防災に関することの一点目、防災無線が聞こえづらいとの声が多いが、その対応はについてですが、本市の防災情報システム、いわゆる防災無線につきましては、合併前から整備されていた旧市町のそれぞれのシステムを新市でそのまま引き継ぎ運用しております。  そのため、古いものでは、二十数年が経過し老朽化が著しく、故障も頻発し、聞こえにくいなどの苦情も寄せられております。  また、電波関連法令の改正もありましたので、本年七月から来年度末までの予定で、現在のアナログ方式からデジタル方式への整備を進めているところでございます。  この整備により、スピーカー性能の向上や、中距離スピーカー等を適正配置することで、音達範囲などの向上、拡大が期待されます。  さらに、多くの方がお持ちのスマートフォンを介した防災アプリでの情報伝達や、それらをお持ちでない高齢者の方々等には、市から固定電話へ緊急情報を伝えるサービスなど、さまざまな補完機能を導入、更新し、情報を伝えることとしております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)順次再質問させてもらいます。  一点目の長洲の八間道路から長洲漁港の通りに、鮮魚店などをつくれないかっていう質問なんですけど、これはですね、先ほど答弁もありました、長洲の町イコール海、魚、もうこれはもう、宇佐市だけじゃなく大分県下でも有数な漁港持ってる長洲なんで、もう皆さんがイコールで考えてるところであります。  その中でですね、やはりよく、長洲、浜の市とかもそうなんですけど、来られたお客さんが、ここに来て魚は、若干はまあまああるけど、食事をするところがないっていう声をすごく聞いてですね。長洲の活性化のためにと思ってこの質問をさせてもらいました。  これに関してはですね、長洲の町を全て、今、過疎化とかしていく中で、昔の活性、にぎわいを取り戻す、大きな事業になり得るんじゃないかなと。例えばですね、これができれば、漁師の仕事の軽減につながるんではないかと考えてます。  それはなぜかというとですね。自分たちが命がけでとってきた魚を一円でも高く売りたい。これは誰しもが思ってることで、長洲に魚が揚らないというのは、よそに持っていって売るから揚らないというのが大きな理由なんです。  その中でですね、遠方まで走らなくても長洲地区で魚が売るところがある。それも直売みたいな形をとれば、中間業者もないんで、すごく漁師さんにしてもそうですし、買い手側からのメリットも大きい。そこの中に、長洲八間道路の中では、乾物等を売る店はあるんですけど、あそこはもう年末、お盆正月前の贈り物の時期はすごくにぎわうんですけど、それ以外のときは、なかなか人通りもなくて、寂しい通りになってます。  自分が単純に思ったのが、海が見れないところで魚を食べるよりも、潮の香りがする、海が見れる場所で魚を食べると、やはり魚の味もより一層増すし、長洲の魚に関してはですね、やっぱ漁師さんがどういう調理法したらいいか、どういう食べ方したらいいかっていうのをすごく詳しいんですよ。やっぱりほかと違う遠浅の長洲の魚のよさを知ってる漁師さんたちの協力を得てですね、こういう食事をするようなところはできないかっていう質問なんですけど。  漁村集落整備事業等があって、長洲の町もおかげで道が広くなり、きれいになり、交通面も大変助かっているんですけど、この漁村集落整備事業にかかった費用と、どういう目的でこの道を作ったかっていうのをお聞かせ願いますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)林業水産課長の吉武でございます。再質問にお答えいたします。  まず、漁業集落整備事業でございますが、目的でございますが、もともと長洲地区が「せど間」と呼ばれる小さな道がたくさんあった。緊急車両等が通れないという現状があったということで、一般車両、緊急車両等が進入できるようにという形で、平成十一年ですね、漁業集落整備事業が始まりました。  平成十一年から平成三十年度まで約二十年間をかけて、昨年度ですね、広場を完成して事業が完了しております。総事業費は、三十三億八千二百五十一万六千円、約三十四億でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。えっとですね、二十年、三十四億という大金をかけてですね、防災、命には変えられないんですけど、それをですね、こういう食べ物を作るところ、食事やお土産、魚、鮮魚等を買えるところを作ることによって、この道をより一層生かせるんではないかなと自分は考えてます。  先ほど答弁にもありました、宇佐で角打ち酒蔵祭り、このようにですね、長洲にも酒蔵いっぱいあります。その酒蔵の店員さんたちもですね、自分たちの商売もそうですけど、長洲の町を盛り上げるために、いろいろ努力して定期的に開催してます。  その際にですね、やっぱり観光で来られた方は、新しい長洲の道を通ってですね、長洲の観光をして浜のほうまで出て、上野水産さんとかそういう海産物を買えるお店で買い物をしてるんですけど、そういう方たちとよくすれ違うときにですね、聞く言葉が、やっぱり魚を食べるところがない。と、鮮魚を買えるところがない。やっぱ、魚目当てで長洲にみえられる方が多いのに、その目当てである魚がない。売ってるところもないというのが現状でですね。これを作ることによって、先ほど言った、新しい道路の価値を上げることもできるし、長洲の一番の活性になるんじゃないかなと思います。  それでですね、今、年二回開催されてる浜の市に関してですけど、その際も、せど間ウォークラリーとか、そういうボランティア団体として自分も協力させてもらったんですけど、やっぱりですね、お客さんに関しても、言う言葉は魚がない。魚はどこに行ったら買えるんかということしか聞きません。  自分も最近、四国の愛媛のほうにちょっと旅行に行ってきたんですけど、フェリー乗り場がある八幡浜、愛媛のですね、あそこはすごく観光客向けにできてまして、各鮮魚店が入ってるスペースがありまして、そこに十軒から十五軒ぐらいの鮮魚店があって、その横では、その魚を利用した海鮮丼とか、地元の人も食べれる日替わり定食とか、ましてや定食屋の横には炭火等利用して海鮮浜焼きなどができるような施設があります。  やっぱりですね、自分何回も四国の愛媛のほうは行ってるんですけど、やっぱり年々にぎわっているなと。それも急速ににぎわってるっていう感じを得たんでですね、ぜひこういうところを作ってですね、長洲大分県下、もしくは九州管内等にアピールできないかと思って質問させてもらいました。これに関してはいかがでしょうか。どういうふうな考えというか、可能か可能じゃないか。よろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  愛媛にあるような直売所みたいなものが作れたらいいかなというような御提案であろうかと思うんですが、今現在、そのような計画は、ございません。議員御指摘のように、浜の市という形で年二回ほど直売ができるところというところは設けている現状でございます。  今後ですね、議員御指摘の直売所みたいな形のものについては、漁業関係者、それから、関係各機関等ですね、必要があるのかないのか、今後調査研究という形で進めてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)これに関してはぜひ前向きに、調査研究をしていただきたいと思います。  自分の知り合いの中で漁師さんがですね、自己資金を準備して、自前でこういう店をつくるという話を自分もらってですね。今、漁師の後継者の青年部の方々、やはり長洲のおいしい魚をいかに高値で売るか、そういうのを模索して今頑張ってるところです。一人の力じゃそれはどうしようもならないんで、長洲の漁協、漁師さん、青年部、ここが力を合わせてそういう方向でいきたいっていう言葉をもらってます。  先ほどありました漁師の後継者に関して、漁師さんがここ数年で半数ぐらいまで低迷しているというところなんですけど、今の現状で言っても苦労しかない。水揚げ上がらない、お金にならない。そういう状況でやっぱり我が子には引き継がせれないっていうのが漁師さんたちの現状なんでですね。せっかく、長洲漁港という大きいいい港があるんで、それも活用しながら、そういう漁師さんたちの後押しができないかと思って質問させてもらいました。また今後とも、ぜひ前向きによろしくお願いします。  次に行きます。二点目、宇佐市三大祭りの一つであるみなと祭りや長洲葵祭りに、補助金等で残していく方法はないだろうかに関してですけど、先ほど答弁にありました部分で、本年から三カ年でメッセージ花火代などに活用してもらう、ふるさと納税の分をですね。これは今年活用させてもらったんですけど大変助かりました。ものすごく助かったんですけど、実際現状はですね、実行委員会の中で焼け石に水に近いぐらいのレベルでして、財政状況が非常に厳しいです。  今、長洲のみなと祭りに関したら、粟島神社の祭りに自分たち長洲振興会が花火を上げさせてもらってる状況なんですけど、バブル期はですね、大体一千万を超えるような寄附金が集まってたんですけど、もうここ最近は六百万中盤いけばいいほうぐらいです。六百万中盤の費用が花火代、警備代等に消えて、もうほとんど繰り越しもできなければ、毎年赤字ぎりぎりのラインになってます。  大体いつも四月に会を発足する発足会があるんですけど、一番初めに議題に上がるのがですね、今年もみなと祭りをするかしないか、まずそこからの議論が始まります。みんなの思いとしては、長洲の火を消さないというのが一点と、我が子に誇れる祭りを残そう、この思いだけでここ数年間はやってきました。  そういう中でですね、ほかの祭り、近場で言ったら日田の川開きとかもそうですけど。結構花火に対して市から補助が出てるところがいっぱいあります。  その中で、うちのみなと祭りの花火大会を今年課長は見られたとおっしゃってたんですけど、花火大会の感想等があればお聞かせ願いますか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。  特に今年、ふるさと納税を活用したメッセージ花火をしていただくというようなこともございまして、実際に拝見に行ったわけでございます。  感じたところは、年少の方からお年寄りといいますか、高齢者の方まで、家族連れなど幅広い年代の方、多く集まってらしたなと。それから、出店、ステージイベントも充実していた。また、シートに座ってですね、花火をじっくりゆっくり鑑賞する方が多いなと。それから、メッセージ花火に関しましては、寄附者とメッセージを場内アナウンスとメディアランナーの字幕を使いまして丁寧に御紹介していただいたなというふうに思っております。  振興会はじめ、実行委員会のスタッフの皆さんの献身的、奉仕的な姿勢が印象的でございました。第六十回というふうな数になりますが、長い間の御労苦に、やはり敬意を表したいな、そういうふうに感じた次第です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。  是永市長にお聞きしたいんですけど、毎年、花火大会にみえていただきありがとうございます、市長、今ですね、みなと祭りの現状をちょっと言わさしてもらったんですけど、そういうところを踏まえてですね、この宇佐市にこのみなと祭りが必要か必要でないかという御意見を聞かしてもらってよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長、是永修治君。 ◯市長(是永修治君)吉田議員の再質問にお答えいたします。  必要か必要でないかということであればですね、端的に言って必要であるというふうにお答えをいたします。  今、議員がおっしゃられているような状況はですね、私も祭りを担当されている方からですね、お聞きをしてございます。  今、実施主体が、商工会議所の夏まつり振興協議会ですかね、そういった形になってるかと思います。そこに今、まとめて七夕祭りですとか、夏越祭りも含めて、市から補助金がいってるというような状況になってございます。  これはですね、経緯から申しますと、宇佐市が昭和四十二年に旧四町合併したんですけど、商工会はなかなか合併しておりませんでした。みなと祭りにしても四日市の七夕祭りにしても、それぞれ、旧町の商店街がまだ元気のいいころに、商店街の事業として、もともと発足をしてるんですね。経緯からいうと。  そうすると、商工会が合併して商工会議所になったときに、それぞれの商工会が持っていたお祭りを商工会議所がまとめて今持ってるというような状況になってございますので、今みたいに商工会議所に補助するというような形になってございます。  今ようなですね、かつて寄附金が集まっていて、自主運営がある程度できてた時代からですね、寄附金がどんどんどんどん減ってきてるというのは、長洲のみなと祭りに限らず、四日市の七夕もそうですし、宇佐の夏越しも同じ状況になってございます。  だからそのときに、祭りをどう維持していくか。そして、例えば形を変えながらでも、例えば低コストでもっと集客力のあるような祭りにモデルチェンジできないかとか、そういったのも含めてですね、検討すべき時期に来てるんではないかなっていうふうに思います。  そういったことからですね、実施主体の商工会議所のですね、祭りの担当者のところも含めてですね、また、協議をさせていただきたいなというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。ぜひ市長も一回、四月の発足会のときに見えていただいてですね、ちょっと市長とゆっくり話をしたいなと思います。  やはりですね、先ほど言った、我が子に残せる唯一の誇り、長洲のみなと祭りというふうに捉えてますんで、ぜひ、前向きによろしくお願いします。  長洲のみなと祭りに匹敵するぐらいの祭りが長洲の葵祭り。長洲で今、大西車組と上町車組と二台車が出てまして、車組があるんですけど、やっぱこちらもですね、少子高齢化や資金不足で祭りの存続が厳しくなってるという状況です。  自分も上町車組に所属させていただいてですね、今の現状というのをすごくよく知ってるんですけど、ぜひですね、みなと祭りと同様、この祭りを残していただきたいという思いがですね。  長洲地区のそれぞれある、上町車組に関したら、上町地区のですね、町のコミュニティを踏まえてるというか、二世代、三世代が集まって、五月の連休に祭りがあるんですけど、四月頭ぐらいから毎日のように祭り準備、寄附金等に動いてます。  その中でですね、やはり車組に所属してる人は地元消防団にも入ってるし、祭りのことも車組を中心として活動していってるという現状があります。結局、この車組があるからそのつながりがある。  例えばですね、災害で避難が要るようなところでも、自分はふだんよく聞くのがですね、どこどこの家庭のおばあちゃん足が悪いとか、どこどこの家庭のじいちゃんは大病を患って寝たきりになってるとか、そういうところまで詳しく知ってるぐらいのつながりが車組にはあるんでですね。この祭り自体、車の維持費等がすごくお金がかかるんで、そういうところの補助なりができないか。そういうところをしていただいて、この祭りを残すことによって、長洲地区のコミュニティみたいなのが保たれるところがあるんで、そこら辺はいかがでしょうかと思って質問をします。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長 尾方でございます。お答えいたします。  大西車組、上町車組でございますが、過去、当市では、一般財団法人自治総合センターの助成金を活用いたしまして、平成二十二年度から、二十四年、二十八年度と、山車の修理、太鼓の購入等で、それぞれ二百五十万円ずつの助成事業、こちらに取り組んでおります。  また、元気づくり応援事業というようなことで、平成二十四年でございます。伝統文化の継承というようなところで、元気づくり応援事業五十万円の交付等々で支援をさせていただいております。  議員さんが言われるように、こういうような支援はさせていただいております。  それから、人の関係もおっしゃられましたが、出身者とか地区外スタッフ、また、UIターンで来られた方などの新たな担い手、応援スタッフなんかも、ちょっと御検討いただいたりですね、あと、資金面でいきますと、クラウドファンディングというもの、結構、全国各地のお祭りでも資金調達に活用されておりますので、こういった部分の御検討も自主的に必要ではないだろうかなというふうに思っております。  市としては、そういった自主性も尊重いたしまして、可能な支援はしていきたいというふうには思ってます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。どうしても人が少ない、お金が少ない状況ですんで、今、昔と違ってですね、他地区は取り入れないとか、そういうくくりはありませんので、課長おっしゃられたところをですね、車組の存続に今後も生かしていきたいと思います。  またその際、いろいろ相談事がありましたら、また協力をよろしくお願いします。ありがとうございました。  次に行きます。  防災に関すること。一点目。防災無線が聞こえづらいとの声が多いが、その対応はについてですけど、実際、今回、アナログからデジタル化になるということなんですけど、デジタル化になってアナログとの違いというのを教えていただいてよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。再質問にお答えします。  まずアナログとデジタルですけれども、電波法令がまず、改正になりまして、今までのアナログ電波が使えなくなるということで、デジタルの電波を使わなければならないということで、まずはアナログからデジタルにしております。  それから、今の仕組みは旧安心院、院内、宇佐とそれぞれの市町が整備をしたものをそのまま使っておりますので、うまく連携ができてないようなところもあります。  それから、現在の宇佐市の防災無線につきましても、いろんな情報を流しておりますけれども、それぞれが、それぞれの操作をしなければならないということになっております。それが今度デジタル化になりますと、安心院、院内、宇佐が一つになりまして、一つの操作でいろんなところに情報が流せる。そういったふうに変わると思っております。  それともう一つは、スピーカーなども新しくなりますので、今よりは、より聞こえやすくなるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)先ほど河野議員の質問とかぶってるんですけど、地元地区には全戸配布っていう話を先ほど言われてたんですけど、それは山間部に関してのみ、どういった理由でされるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えします。  今の考えでは、戸別受信機のことでありますけれども、いわゆる、中山間地域のほうには、やはり、災害特性というのを見まして、土砂災害が頻発をしております。これまでも、安心院、院内とか、麻生のほうには避難勧告なども何回か出しております。  そういった災害特性などを見まして、そういった中山間地域のほうには、希望者には戸別受信機をというふうに考えております。  それから、じゃあ平野部はいいのかということがありますけれども、平野部につきましても、補助制度などを設けまして、少ない負担などで、戸別受信機を希望する方には配置をしていきたいと思っております。  それからまた、いろんな、これまでも区長の説明会であるとか、防災学習会とか、いろんな場面でまた戸別受信機についての要望などお話も伺っておりますので、さらに引き続き、平野部についてもいろんな協議を行ってまいりたいと考えております。
     以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)今聞く話だったら、まさに長洲地区の駅館川沿いもそうだと思うんですよね。やっぱり海に近いんで常に風が強いからですね、防災無線が何を言ってるかわからない。  携帯を持ってない御高齢者に関したらですね、外で何か言ってるというのは聞こえるわけですよ。でも、風が強い大雨台風とかに、何か言ってることによって逆に不安に駆られる。だから、それで外に出て様子を見るとか、そういうことの話をよく聞きます。そういうところもちょっと加味をしてですね、調べていただければと思います。  それで、今回防災無線、今、現状にあるところのスピーカーを変えられる、デジタル化になってですよね。その際にですね、スピーカーの向き一つで、全体に聞きやすいとか、聞きにくいとかいうのがあるんですけど、この事業自体が終わった後にそういうことに関しての、その要望に関して、スピーカーの向きを変えたりとかはできるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えします。  今回のデジタル化におきまして、デジタルに対応したスピーカーに取りかえます。  スピーカーの種類も五種類程度、それから出力も分けて、今までよりも二倍三倍届くようなスピーカーなどを使い分けながら、より広い範囲に、より遠くに極力届くような組み合わせでスピーカーをそろえていきます。  それから、方向の変更ですけれども、これも、整備後であっても、その辺は地域の皆様の声を柔軟に聞いていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。そこら辺の柔軟な対応をよろしくお願いします。  続きまして、二点目の、近年大雨や台風など災害規模が大きくなっていく中で、避難訓練などをという質問なんですけど、これは自分たちの自治区で、つい去年、実際、避難訓練をしました。小学生から御高齢までを対象にしてですね、消防団の協力のもとやったんですけど、区長さんがですね、声かけをして、思わない多くの人間が集まって、防災に関しては関心があるんだなと改めて思ったんですけど、避難経路をですね、区長さんが定めて、この道から避難をしてください。集まるのが東ノ東地区の集会場です。というゴールを決めてしたんですけど、やはりですね、家の近く、わざわざ遠回りしては来ないわけです。訓練というのもあるかもしれないんですけど。  その道を避けてくださいという理由の中で、結局、先ほど言った長洲にせど間が多い、道幅が狭い、背丈を超えるほどのブロック塀が両側にある。地震など災害時にはこれが倒れて、二次災害を招く危険性があるというので、区長さんがそういう指示を出されたんですけど、実際、そっちを通ってきた人の話を聞くと、災害時に広い道を通ると、今度は車の通行量が多くて危ないんじゃないかとか、実際体験したからこそそういう貴重な意見がたくさん出ました。  おっきい規模というよりも、各自治区で避難経路を毎回地区のみんなで見直すとかですね。その際に、先ほど言った、交通量が増えるのが予測されるんだったら、そこに消防団を何人ぐらいどこに配置するとか、そういうリアルな計画が立てられたんでですね。今後も災害から身を守るのは自分の責任なんでですね。そういうことを市側から積極的に声かけしてですね、各自治区の区長さんとかで避難経路の確認なり、避難訓練ができないかなと思って質問しました。そこはいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)お答えします。  今、議員がおっしゃられた防災訓練の中身というのは、地域のハザードマップを作った上での訓練ではないかと思っております。  各地域には自主防災組織が多く組織をされておりますけれども、私どもも地域の危険な箇所は地域の人しかわからないというところがありますので、地域でのそういったハザードマップ作りというのを、私たちの事業の中で支援をしているところであります。恐らく、そこの区長さんはそういったので地元のハザードマップを作られたと思います。  私たちも常日ごろから、いろんな地域の方々に、そういう、地域のハザードマップを作っていただいて、日ごろ、自分たちの身の回りにはどんな危険なところがあるのかというのを、それぞれの方が把握をしていただいて、平常時から把握をしていただいて、いざというときはそういったところを注意をしながら、逃げられるんですよというふうなことを言っております。いきなり、何もなくて、さあ逃げましょうと言っても、なかなかそうはいかないので。  それが、防災訓練の重要なところだと思っておりますので、これからも引き続き、いろんな、区長さんを通じて、また、自主防災組織を通じて、そういった地域の危険なところをそれぞれで把握をしてもらえるような事業の取り組みを続けていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。実際、文を目で見たり読むよりもですね、身体を動かしたほうが、身体が覚えとったらですね、急な場合は避難しやすいと思いますんで、ぜひそこら辺よろしくお願いします。  次に行きます。  災害時に消防団との連携や連絡を今まで以上に強化できないかという質問ですけど、自分も消防団入って二十五年ぐらいになるんですけど、どう言いますかね。火災の際に消防の連絡先がありますよね。そこに連絡して、火事場を特定して向かう場合等があるんですけど、例えば連絡がつながらなかったり、自分たちの担当というかですね、地区外のところちゅうところの判別までつかない場面が多いんでですね。  今、先ほど答弁にもありました、副分団長以上にはラインで連絡をする。各これがですね、いろいろなお話を聞きますと、各班によってラインを組んで連絡を回してるところもあれば、うちの地区は電話の連絡網。火事とかそういう災害に関したら、そういう連絡も実際のところ入ってこないんですよね。  そこを、例えば消防のほうからラインを作ってくださいとか、消防団に関するところまで、副分団長だけじゃなくて、消防団に連絡を、ラインなど組むようなことができないかと思って質問させてもらいました。いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)消防本部総務課長の新貝です。吉田議員の質問にお答えいたします。  連絡網をもう少しどうにかならないかという質問だと思うんですが、現在、消防といたしましては、火災が発生した場合は、防災無線で周知しております。先ほどからちょっと聞きづらいという一面もあるようですが、とりあえず発災地域の場所には防災無線で周知しております。  その後、同時ですが、順次指令、それから、電子メールで。あと、一般電話というふうに、順次連絡させていただいているんですが、順次指令については分団長まで。電子メールについては副分団長までということで、その以下については連絡をしておりませんが、まず第一に防災無線で災害を覚知していただきたいというのが消防の考えでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)実際、防災無線を聞いて、なかなか動く消防団っていなくてですね。自分たちの例えば班長なり、部長さんなり、その上の人から、やっぱり知ってる人から声かけられると、これは緊急事態やって動き出すんですよ。正直言ってですね、指揮官がいなければ、自分たち団体は動けないわけですけど、一番必要な、動く活動部隊の人数がそろわなければ、火災に関してもそうですし、災害時の避難に関してもなかなか動きがとれないんじゃないかなと思ってですね。  前は、ちょっと大きい台風が来たらすぐ土のう作りとかというのに駆り出されてですね。駅館川近辺の防災に関してすごく勉強させられた時期もあったんですけど、ここ最近はそういうのがない分、逆に不安になってですね。こんだけ大きい台風が来るというのに何もしなくていいんかとか。前準備もない状況が続いてですね。  先ほど言った、ある消防団でラインを組んでいるところはしっかり集まって協議してるんですけど、そうでないところは、なかなかそこまでできてない。だけん、自宅待機じゃないけど、そういうのも昔は実際のとこありました。  そういう意味でも、先ほどラインを組まれているところの幹部さんなり、班長なり、部長さんなりでもいいんですけど、そういうところを集めて、毎回そういう災害時に対して、自宅待機なり、連絡の強化っていうのを指示されてはいかがかなと思って聞いたんですけど、どうでしょう。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)質問にお答えいたします。  台風等で風水害が予想される場合については、消防より台風が直近で来る事前にメールで配信して、自宅待機など災害対応が迅速に即時にとれるようにお願いはいたしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)そこを踏まえましても、もう一度、そういうこと、例えばラインを組んだらどうかとか、そういうアドバイスなり、助言なりしていただければ、自分ら消防団員としても、消防活動を不安なくやっていけるんじゃないかな。  最近報道でも、結局、過ぎ去れば大したことない台風でも、十年に一度という言葉がよくあるんですけど、そのたびに、うちの周りの家の人も、結局消防団が動かんから大丈夫やろうとかですね。自分とこに来て、今回避難どうなんとか言われるんですけど、自分たちがそういう情報すら把握してないんで、何も答えることができない。それに対して、やはり周りの人は避難に対しても準備が全くできてないという状況があるんでですね。  自分は消防団に入っている以上、そういうところの、近隣住民に注意勧告なり、全部というか、消防団員がそういう話していけば、避難に関しても円滑に進むんじゃないかなと思ってます。  そういう意味では、そういうところの強化も、また今後、検討されてみてください。よろしくお願いします。  ちょっと時間が残りましたけど、前向きな答弁ありがとうございました。これで一般質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で吉田泰秀議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、日程第二、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は明日十二月四日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間お疲れさまでした。                     散会 午後三時三十三分 宇佐市議会...